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多嚢胞性卵巣症候群の私が1人目を授かるまで【不妊治療体験談】

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現在私と夫は30代。3歳と0歳の子どもがいます。

1人目と2人目の間にそこまで歳の差がなく

はたから見ると何の苦もなく子供に恵まれている、と思われるかもしれませんが

2人とも、不妊治療の末に授かりました。

ぶしょわんこ

というのも、私は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)なのです。

PCOSとは、通常1つだけ育つはずの卵胞が何個も育ってしまい

排卵までに時間がかかったり

排卵に至らず無排卵になってしまう症状のことです。

時々でも自力で排卵できるものから

薬剤を使わなければ排卵できないものもあり

症状の程度は様々です。

私の場合は、自力で排卵できないわけではないようですが

年に1回排卵できるかできないか、というくらいの厳しい状態。

そんな中でも、1人目は奇跡的に

妊活を本格的に始めてから9ヶ月、排卵誘発剤を使った治療の1回目で授かることができました。

比較的早めに授かれたのかもしれませんが

妊活中はなかなか希望が見えず、思い悩み、検索魔になりました。

ぶしょわんこ

同じような体験をしている方のブログを読んで、気持ちが楽になったり、励まされることが多かったです。

そこで今回は、私がPCOSと診断を受け

治療を経て、妊娠に至った経緯を記録したいと思います。

たった今、悩み苦しんでいる方の心を少しでも楽にすることができたなら

とても嬉しく思います。

目次

PCOSが発覚するまで

兆候は学生時代から

学生時代から生理不順がありました。

運動部で毎日ハードな練習をこなしていたし

成長期はホルモンバランスが未成熟で、生理不順が起こりがちと聞くし

当時はあまり自分の生理について関心がなく

周期などは気にしていませんでした。

月経は比較的軽く、生理痛とはほぼ無縁。

経血量も少な目だったと思います。

夜用のナプキンを使うことは、ほんの稀にしかありませんでした。

大学生になり、社会人になり

生理に似た出血が2週間に1回起きることが多くなりました。

その時は、おりものシートで事足りる程度の出血。

しかしその時も、婦人科にいちいちかかるのが面倒で

回数は多いけどすぐに止まるし、痛くもないし

ぶしょわんこ

むしろ軽く済んでラッキー

だとか

ぶしょわんこ

たぶんストレスで生理不順になっているんだろう

などと考えてあまり気にせずにいました。

そうしてごまかしごまかし過ごし

月日は流れて、ついに結婚することになりました。

結婚を機に意識をあらためる

いざ結婚すると気になるのが

今後、問題なく子供を授かれるのかということ。

昔から、漠然といつかは子供が欲しいと思っていたのですが

実際に結婚して初めて、しっかり自分の身体について考えるようになりました。

ぶしょわんこ

何もせず過ごしていても授かれるかもしれないけれど、念のため婦人科でしっかり診てもらっておこう。

そう思い立ち、やっと重い腰をあげて婦人科の門を叩いたのでした。

ようやく病院へ

夫婦で受けられるブライダルチェックというものを利用し

血液検査や問診、内診を済ませ

そこで初めて「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」と診断を受けました。

その時は

妊娠を望むまでは特に何もしなくていい

ありがちな症状だから、あまり重大に捉えなくて良い

というニュアンスの説明を受けたので

さらにそこから数ヶ月何もせず放置。

本格的に妊活を意識し始めた頃

家の近くにある別の婦人科にかかることにしました。

血液検査と内診を行い

「PCOSだね」と再度診断をうけました。

その時は結婚式を間近に控えており

今すぐでなくていいけども、近いうちに子供を授かりたいと思っている旨を伝えたたころ

まずはホルモンバランスを整えた方がいいと

カウフマン療法というホルモン治療を勧められました。

治療開始~1人目を授かるまで

カウフマン療法で生理周期を整える

カウフマン療法とは

ホルモン剤を規則正しく飲んで、人工的に生理周期を整える治療法です。

婦人科を受ける前から測り始めた基礎体温は

低温期と高温期の差がなく、ガタガタの横ばい。

カウフマン療法により薬を飲むと

綺麗に低温期と高温期が別れ、生理も予測通りピッタリ来るようになりました。

ぶしょわんこ

薬の力って、ホルモンの力ってすごいなと感じた瞬間でした。

こうして薬を使って生理周期を3周期繰り返し

あとはしばらく自然に任せて様子を見よう、ということになりました。

本格的に妊活開始:1周期目~3周期目

それから本格的に妊活を始め、約半年。

薬をやめた影響なのか、生理が2ヶ月に1回になったり

かと思えば、またしても2週間に1回不正出血があったり

なかなか思い通りにはいきませんでした。

測り続けていた基礎体温は、ガタガタの横ばいに逆戻り。

基礎体温
ずーっと低温をさまよう基礎体温

結局、その半年間で把握できた生理周期は3周期だけ。

出血を周期開始の目安としましたが

その出血も生理なのか、不正出血なのか判断が難しい状態でした。

ぶしょわんこ

これは排卵すらしていないのではと心配になり、再び婦人科を受診することにしました。

4周期目:不妊治療開始

基礎体温表を見せると

やはり先生から「排卵してないね」と言われました。

自力での妊活に限界を感じ

これからは排卵誘発剤を使って本格的に治療をしていこう、という方針に決まりました。

しかしその直後の内診で、奇跡的に排卵間近の卵胞が見つかり

この周期は自然に任せることに。

2日後、再び内診してもらい、排卵されていることが確認できた時は

「自分でも、自力で排卵できるんだ」と嬉しかったのを覚えています。

排卵の確認後、着床を助けるために黄体ホルモンの補充(hCGの注射とプロゲストンの内服)を行い

できることはしましたが、この周期はそのまま生理になりました。

4周期目基礎体温
奇跡的に自然排卵した周期。排卵日も理想的でしたが、この周期は生理になってしまいました。

5周期目:自然排卵を待つ

4周期目でしっかり排卵できたので

5周期目も薬を使わず様子を見ることに。

しかし、何日経っても卵胞が育たず

薬(プラノバール)を使って生理を起こす、いわゆるリセットを行いました。

5周期目基礎体温
途中から不正出血も始まり、絶望的な周期でした。プラノバールを飲むとしっかり基礎体温が上がり、人工的に高温期を作れます。

6周期目:奇跡的に1人目を授かる

この周期から、いよいよ本格的に排卵誘発剤を使用することになりました。

使ったのは「クロミッド」。

古くから使われており、様々なデータと実績のある排卵誘発剤です。

一般的に、排卵誘発する際に1番最初に使われる薬なので

効き目はマイルドと言われています。

ぶしょわんこ

大抵は50mgを1日1錠から始めるのですが、私が通院していた病院では最初から1日2錠飲むようにと指示されました。

生理の5日目(D5)から5日間服用を続け

生理13日目(D13)の内診で無事、卵胞が育っていることが確認できました。

排卵日の予測をしてもらい、2日後に再受診するように言われたのですが

当時はフルタイムで働いており、通院が難しく

結局再受診できたのは5日後の生理18日目(D18)。

内診してもらうと、パンパンに膨らんだまま排卵できていない卵胞がありました。

4周期目で自力で排卵できたことから

卵胞が大きくなりさえすれば自力で排卵できるだろうと、軽く考えていた私。

考えが甘かったと、打ちのめされました。

しかし諦めず排卵を促進する注射(hCG)を打ちその日は帰宅。

2日後、無事排卵を確認することができました。

その後も1日おきに追加で2回、hCGを注射して黄体ホルモンの補充を行い

結果、奇跡的に1人目を授かったのです。

6周期目基礎体温
奇跡的に長男を授かった周期。高温期が1日1日と長くなるにつれ期待と不安が入り交じり、毎日気が気でありませんでした。

日常生活で取り組んだこと

病院での治療以外に、日常生活でも様々なことに取り組みました。

どこまで効果があるかわからないけど、少しでも良い方向に向かうなら、と

自分なりに調べて良さそうな事を実践していました。

ぶしょわんこ

簡単にですが、補足で記録しておこうと思います。

葉酸サプリを飲む

妊娠を希望する1ヶ月前から摂取することが推奨されている葉酸サプリ。

私も妊活当初から続けていました。

様々な葉酸サプリがありますが

飲みやすそうで、葉酸以外にも妊娠時に不足しがちなビタミンや鉄分などを同時に補ってくれる

ベルタを選びました。

ぶしょわんこ

今まで使ってきた葉酸サプリの比較レビューもしているので、よかったらご覧ください!

ルイボスティーを飲む

ノンカフェインで抗酸化作用があったりと、妊活・妊娠中に良いと聞き

香りや味も好きだったため、意識的に飲んでいました。

↑大容量でお買い得なルイボスティー。楽天スーパーセールのたびに買っていました。

ミックスナッツを食べる

PCOSは卵胞が固く排卵しづらい⇒良質な油分を摂取すると良い、と聞き

ミックスナッツも意識的に食べるようにしていました。

ぶしょわんこ

健康を意識して、ナッツは今も継続して食べています。
おすすめのナッツのレビューもしているので、よかったらご覧ください!

温活

もともと冷えやすい体質だったので、身体を温めることを意識しました。

腹巻きやレッグウォーマーを購入し、できるだけ身につけるようにしたり

岩盤浴に定期的に行ったりしました。

神様にお願い

伊勢神宮にお参りに行ったり、京都の鈴虫寺へお願いしに行ったりしました。

妊活の話題はデリケートなので、周りになかなか相談できないですが

神様にお願いすることで、肩の力が少し抜けた気がします。

おわりに

長男を授かったのは、妊活を始めて9ヶ月・生理周期にして6周期目

排卵誘発を行い始めて1回目で授かれたため、とても運が良かったと思います。

しかし、2人目の妊活時はPCOSが悪化しており、さらに苦戦することになりました。

ぶしょわんこ

2人目の治療内容については、以下の記事をご覧ください。

ホルモン治療中や、自然に任せた周期を含め

不妊治療中は先の見えないトンネルを進んでいるようで

とても不安で、焦りもあり、心細かったです。

そんな時、同じくPCOSで妊活している方や

PCOSを経て妊娠された方の記事に励まされました。

私の経験も誰かの励みに少しでもなれれば幸いです。

そして、もし今生理不順など、身体に違和感を感じている方がいたら

どうか、早めに婦人科を受診するようにしてください。

ぶしょわんこ

ご覧いただきありがとうございました!

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