2024年9月1日、腰に装着するヒップシート・ポルバンで有名なラッキーインダストリーズから新たにショルダー型のヒップシート・ポルバンモア(POLBAN MORE)が発売されました。
そこで今回は、ショルダー型のヒップシートの中でも人気が高いハグー(HUGOO)とポルバンモアの違いを徹底的に比較していきます。
ハグーとポルバンモアの具体的な違いを知りたい!どっちにしようか迷っている!という方の参考になれば幸いです。
ハグー・ポルバンモアの違い【比較表】
まず、それぞれの違いを比較表にまとめます。
ハグー | ポルバンモア | |
---|---|---|
適応年齢 | 6ヶ月~48ヶ月 | 腰がすわった7ヵ月頃~48ヵ月頃まで |
耐荷重 | 20kg | 20kg |
サイズ | 約28.5×16.5×奥行10.5cm ショルダーベルト:60~105cm | 約49×20×奥行5~11cm ショルダーベルト:47~128cm |
重さ | 約430 g | 約400g |
生地素材 | CORDURA | MILCOT |
収納 | 容量:約4L 500mlペット入る | 大収納×3+小物入容量:約4.2L 600mlペット入る | 大収納×2+ポケット×2
肩パッド着脱 | 〇 | × |
お手入れ | 手洗い | 洗濯機可 |
カラー | ブラック・ベージュ・カーキ | ブラック |
保証 | ― | 3年※1 |
価格 | 13,500円 | 11,000円 |
購入する | 購入する |
- 価格:2024年11月時点
- 1:通常1年⇒ユーザー登録で3年に延長
以下、詳しく説明していきます!
適応年齢・耐荷重
適応年齢はハグーが6カ月から・ポルバンモアが7カ月頃からとなっていますが、どちらも”腰がすわったころから”という点では変わりありません。
また、耐荷重はどちらも20kgとなっています。
サイズ
サイズの公式寸法は、ハグーがバッグのみ・ポルバンモアがバッグ横~ベルトまでのつなぎ部分を含めたものになっています。
バッグ本体の大きさのみを比較すると、ハグーは28.5×16.5×奥行10.5cm・ポルバンモアは29×20×奥行5~11cmで
横幅や奥行きには大差なく、ポルバンモアの方が高さがあるバッグになっています(高さの差:約3.5cm)。
ショルダーベルトの長さはポルバンモアが47~128cmとなっているのに対し、ハグーの公式なサイズ紹介はありませんが
筆者の手持ちの実物を計測したところ、約60~105cmでした。
バッグ本体の大きさ・ショルダーベルトの可動域ともにポルバンモアの方が大きいです。
重さ
ハグー | ポルバンモア |
---|---|
約430g | 約400g |
バッグ本体やベルト可動域はポルバンモアの方が大きい一方、重さはハグーの方が約30g重いです。
後述しますが、使用している生地や収納部の仕組みの違いによるものと考えられます。
生地素材
ハグーもポルバンモアも生地素材は主にナイロンですが、ハグーはナイロンの7倍以上の強度があるコーデュラ(CORDURA)生地を使用しています。
コーデュラはアウトドア用品によく使われており、強度・耐久性・撥水性に優れた素材です。
一方ポルバンモアは滑り止め部分のみではありますが、優れた防滑性とストレッチ性を兼ね備えた素材・東レ「MILCOT」を使用しています。
東レ・MILCOTは繊維自体が滑り止め加工されており、滑り止め効果が強く劣化も少ないのが最大の特徴です。
収納
ハグー | ポルバンモア | |
---|---|---|
収納部 | 4カ所 大ポケット・中ポケット・シートポケット・小ポケット | 4カ所 メインポケット・サブポケット・メッシュポケット×2 |
仕切り | 小ポケット以外すべてに有 | サブポケットに多数有 |
チャック | 4カ所 | 3カ所 |
容量 | 4L | 4.2L |
備考 | 500mlペットボトルが入る | 600mlペットボトルが入る |
容量はハグーよりもポルバンモアの方が大きく、たくさんの荷物を入れることができます。
ハグーはチャック式の収納部や仕切りが多く、シート専用ポケットもあり、荷物を仕分けやすい作りになっています。
ポルバンモアは両サイドにポケットもついており、収納力が高いです。
また、ハグー・ポルバンモアのどちらも側面にフックを引っかけられるようなデザインになっており、キーホルダーなどを付けることも可能です。
ポルバンモアはサイドのアジャスターで容量調節ができるようになっています。
肩パッド
ハグーの肩パッドは移動・着脱ができるようになっている一方、ポルバンモアはパッドがベルトと一体になっているため着脱はできません。
パッドが取り外せるハグーは自分のベストポジションにパッドを持って行ったり、パッドだけ取り外してお手入れすることができる点がメリット。
ベルト一体型のポルバンモアは、装着時に毎回パッドの位置を合わせる必要がない点がメリットです。
ちなみに、クッションの厚みはポルバンモアが1.5cm。ハグーには公式な情報はありませんが、筆者の実測値では約2cmありました。
滑り止め
ハグー・ポルバンモアどちらも座面には滑り止め加工がされています。
ハグーは表面のみの滑り止め加工ですが、ポルバンモアは繊維自体に滑り止め加工がされており(東レ・MILCOT素材)、より劣化しにくい作りになっています。
ハグーはお尻の左右、ポルバンモアは前後に滑り止めがついています。
ベルト調節
ハグーはベルトのアジャスター部分についているD型のフックを引っ張るとベルトが緩みます。
一方、ポルバンモアは一般的なバッグと同じようにアジャスターを立てて引っ張るとベルトが緩みます。
指をかけて力を入れやすいD型フックがついたハグーの方が、よりベルト調節しやすくなっています。ベルトを締めたい場合は、どちらも出ているベルトを引っ張るだけでOKです。
お手入れ
【ハグーのお手入れ方法】
洗濯機は使えませんので、ブラッシングで落ちない汚れの場合はタオルなどを水かぬるま湯で軽く濡らし、薄めた中性洗剤を付け、優しく叩くように拭いてください。
【ポルバンモアのお手入れ方法】
洗濯機を使用する場合は、洗濯ネットをご使用の上、手洗いモード(弱モード)で洗濯してください。なお、脱水機・乾燥機はバックルの破損につながるため、使用をお控えください。
ハグーは手洗いのみでお手入れ可能ですが、ポルバンモアは洗濯機を使うことができます。
ポルバンモアの方が気軽にお手入れすることができます。
カラーバリエーション
ハグーはブラック・ベージュ・カーキの3種類、ポルバンモアはブラックの1種類のみとなっています。
ハグーの方がカラーバリエーションが豊富です。
保証
ポルバンモアには通常1年のメーカー保証がついており、さらに販売会社・ラッキーインダストリーズの公式サイトでユーザー登録をすると3年に延長されます。
一方、ハグーには特に保証がありません。
価格
ハグー | ポルバンモア |
---|---|
13,500円 | 11,000円 |
ハグーとポルバンモアの価格差は2,500円です。※2024年11月現在
ポルバンモアの方が安く手に入れることができます。
まとめ;どっちがいい?
以上の情報から、それぞれのおすすめをタイプ別にまとめます。
- スタイリッシュなヒップシートが欲しい
- 荷物をこまかく仕分けたい
- 丈夫で耐久性の高いものがいい
- ベルト調節しやすい方がいい
- ブラック以外のカラーが欲しい
- 肩パッドを移動・着脱できる方がいい
- とにかくたくさん荷物を詰めたい
- できるだけ軽いヒップシートが欲しい
- 洗濯機で洗いたい
- 保証が手厚い方がいい
- 肩パッドの位置を気にせず装着したい
- できるだけ安い方がいい
ハグーはポルバンモアよりも収納力には劣りますが、その分スタイリッシュなデザイン&チャックや仕切りが多く荷物を仕分けやすくなっています。
アウトドア用品に使用されるコーデュラ生地を使用しているため耐久性が高く、D型のフックを引っ張るとベルトが緩む仕組みになっているため比較的ベルト調節がしやすいです。
また、カラーバリエーションも豊富で自分に好みにあった色を選ぶことができます。
肩パッドが移動・着脱できるようになっており、自分のベストポジションにパッドを持ってきたり、パッドだけお手入れすることも可能です。
一方ポルバンモアは仕切りこそ少ないものの、とにかく大容量で収納力が高く
ハグーより軽く、洗濯機でお手入れができる点・最大3年間のメーカー保証がついている点がメリットです。
肩パッドはベルトと一体になっていてパッドの範囲も広く、いちいち位置を合わせる必要がありません。
ハグーよりも安く手に入れることができる点も魅力です。
お手軽&便利で、ひとつは持っておきたいヒップシート。
違いをよく見比べて、それぞれのご家庭に一番合った商品を選んでみてください!
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以上、”ハグーとポルバンモアの違い比較・まとめ”でした。
ご覧いただきありがとうございました!
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