【客室露天風呂】親子で楽しむ下呂温泉・紗々羅（ささら）＆下呂グルメ食い倒れの旅

愛知県在住の我が家。

息子が1歳を過ぎたころ、

ということで、岐阜県下呂市に１泊２日の旅行に出かけました。

子連れに優しそうな宿を探し、宿泊先に選んだのは、「下呂温泉 アートな館 紗々羅（ささら）」。

今回はこちらの宿のレビューと

食い倒れを楽しんだ下呂グルメの数々をご紹介したいと思います。

実際の旅行日は2021年4月です。現在は仕様が変わっている可能性があるので、ご注意ください！

宿泊施設：紗々羅（ささら）レビュー

アンティーク調の家具を取り入れた和洋折衷なホテル。イメージとしては旅館に近いです。

客室は基本的に和室がメインですが、洋室・和洋室もあり、若い人でも抵抗なく泊まれるようになっています。

通常の部屋のほか、露天風呂付客室もあり、もちろん下呂温泉の大浴場もあります。

食事は温泉旅館といえば、の会席料理。

「紗々羅館」「森山館」「ゆらり（離れ）」と、３つの建物構成になっており

我が家は「森山館」に宿泊しました。

広々としたロビー

チェックイン時間よりだいぶ早く着いてしまった我が家。まずは受付のある「紗々羅館」へ。

ホテル内は若干暗く、準備中の雰囲気。

しかしスタッフの方たちは快く迎え入れてくださいました。

ロビーに案内され、部屋の準備が整うまで待つことに。

ロビーは広々としていて、アンティーク調のソファが置いてあり、ゆっくり寛ぐことができました。

露天風呂付客室 こてまり

予約した部屋は和室の「こてまり」。

受付のある「紗々羅館」から少し離れた「森山館」にある部屋で

エスカレーターなどを使って向かいました。

家とは違う雰囲気に最初はポカーンとしていた息子。

しかしすぐに慣れ、活動開始。

空気清浄機などの設備に興味津々で、持ってきたおもちゃはそっちのけでいじり倒していました。

客室スタッフさんはそんな息子を見て

湯沸かしポットをできるだけ危なくないようなタイプのものに替えたりしてくれました。

お部屋自体は、畳に多少汚れがあり、全体的に古さを感じました。

しかし、このお部屋の素晴らしさは何といっても「客室露天風呂」！

しっかり天然温泉で、客室でゆっくり下呂温泉に浸かれます。

温度調節はお湯や水で行うタイプ。

下呂温泉のイメージは、少しヌルヌル感がある印象でしたが

客室の温泉はサラサラで特に匂いなどもなく、お湯に近い感覚。

それでも、客室に居ながら好きな時間にゆっくり温泉に浸かれるのは至福でした。

一方、展望大浴場の方はヌルヌル感の強いイメージ通りの下呂温泉。

ヒノキの露天風呂もあり、下呂温泉街や清流飛驒川を見ながらゆっくり浸かれます。

部屋の温泉と大浴場の温泉、交互に何度も浸かって久しぶりの温泉を満喫しました。

食事

食事は別の部屋に用意してくれてあり、完全個室で楽しめました。

料理はザ・旅館、といった感じの会席料理。飛騨牛も楽しむことができます。

子供用の食器はあらかじめ用意してくださっていたのですが

座席が座布団だったので、椅子はないか伺ったところ

子供用の小さな椅子を持ってきてくれました。

息子はまだ１人で食事ができなかったため、先に息子の食事を優先。

座ったままの状態を維持させることが難しくなったら、膝に座らせて食べさせました。

2022年10月現在は「バウンサー・バンボ・ピーピー椅子（豆椅子）・おむつ用ゴミ箱・ベビーバス・お風呂マット（お風呂用バンボ）」の用意があり、赤ちゃんのための設備がレベルアップしているようです！
また、持ち込んだ離乳食は希望すればレンジで温めてくれます。

まとめ

受付の方たちはほとんど日本人でしたが、客室係の方や食事担当の方は外国人の方が多かったです。

といっても日本語はしっかり通じるし、とても丁寧に接客してくださいました。

1歳になりたての息子にもウェルカムな雰囲気で優しく接してくださり

息子のことを気遣って部屋の設備をかえてくれたり、心遣いが細やかでした。

部屋は狭めで古さが目立ち、清潔感についてはあと一歩、といったところでしたが

客室露天風呂はそんなことを吹き飛ばすくらい素晴らしかった！

食事のときは、椅子ではなくできればバンボを貸して欲しいなと思ったのですが

現在はしっかりバンボの貸し出しもしてくれている、ということで

さらに小さな子連れでも泊まりやすくなっていると思います。

下呂グルメ食い倒れ

下呂には珠玉のグルメが満載。

グルメ好きの我が家。気になるお店に片っ端から足を運び、食い倒れをしてきました。

【杉の子】鶏けいちゃん

下呂の郷土料理「鶏けいちゃん」が楽しめるお店。

醤油や味噌ベースのタレに漬け込んだ鶏肉をキャベツと一緒に焼く、というシンプルな料理で

このお店ではジンギスカンのように鉄鍋の上でお肉とキャベツを焼きます。

鉄鍋の上にはクッキングシートを敷いているので、焦げ付きの心配なし。

1歳の息子には少し味が濃いかな、と思いましたが

タレがなるべく付いていないお肉や野菜を選び、ご飯と一緒にあげると

お気に召したようでパクパク食べていました。

お店は子連れ・家族連れ歓迎といった雰囲気で、実際ファミリー層が多い印象。

あとは、常連さんのような、仕事中の作業員の方たちも多く来ていました。

お店の方は１歳の子連れでも快く案内してくれて

椅子に「バンボ」を設置し、子供用の食器を用意してくれました。

ただ、人気店＆コロナの影響もあり、当時は30分以上順番待ちをしました。

開店前から並ぶくらいの気持ちで、早めに行くことをおすすめします。

【千寿堂】とちの実モンブラン

栃の実を使ったスイーツが美味しい千寿堂。

素朴な味とザクザク感が楽しめる”とちの実煎餅”が一番の看板商品ですが

ここの「とちの実モンブラン」がめちゃめちゃ美味しかったです。

賞味期限30秒の出来立てとちの実煎餅もいただきました。

温か柔らかくて新感覚。これも美味しい。

だけどザクザク感のある普通のお煎餅の方が私は好みでした。

【Perigord（ペリゴール）】栃の実クラッシュアイス

比較的新しくできたお店らしく

下呂市街のポスターにおすすめのスイーツ「栃の実クラッシュアイス」なるものが載っていたため

行ってみました。

テイクアウト専門店のコーヒー屋さんですが、ホットサンドやスイーツも楽しめます。

お目当ての栃の実クラッシュアイスは

栃の実せんべい＆バニラアイス＆フレンチトーストという組み合わせ。間違いない美味しさ。

そして値段（当時500円）の割にとてもボリューミー！お得感がありました。

【ゆあみ屋】温玉ソフト＆ほんわかプリン

お土産やスイーツを買うとともに、下呂温泉の足湯が楽しめるお店。

温玉ソフトは、玄米フレーク＆ソフトクリームに温泉卵を乗せたスイーツ。

そのまま味わってみたり、混ぜて楽しんでみたり、食感の違いを楽しめます。

ほんわかプリンは下呂牛乳と地元産の卵を使ってつくられており、下呂温泉でほんわか温めてあります。

【湯島庵】珠玉の三種盛り

岐阜県といえば飛騨牛！

テイクアウトで手軽に飛騨牛を楽しめるのが「湯島庵」。

一番人気の「珠玉の三種盛り」では、飛騨牛の霜降り・赤身・飛騨納豆喰豚なっとくとん豚バラの３種の味が楽しめます。

【ゲロゲロバタースタンド】バターサンド

「ゆあみ屋」と同じ会社が開いているお店、ゲロゲロバタースタンド。

自家製バターをたっぷりつかったバターサンドが推しの商品。

店舗はインスタ映え間違いない内装になっており、若い人たちでにぎわっていました。

【下呂プリン】下呂プリン

下呂温泉初のプリン専門店。

下呂牛乳を使った昔ながらのプリンが楽しめます。

味のバリエーションが多く、全部買って食べ比べてみました。

【ブラン・デュ・エトワール】飛騨牛ほう葉みそハンバーグ・ステーキ

本格的な飛騨牛が食べたい！と必死に探して見つけたお店。

店内は狭めでベビーカーがやっと通れるくらい、といった感じで

子供用の椅子などの設備はなく、雰囲気も子供と一緒では少し入りにくい印象。

おそるおそる子連れでも大丈夫か聞いてみたところ、店員さんは嫌な顔をせず快く受け入れてくださいました。

あまりまわりの方に迷惑がかからず気楽に食事ができるテラス席に通してもらい

ベビーカーのまま席につかせてもらいました。

飛騨牛100%のハンバーグはひき肉を一切使わず、飛騨牛のかたまりを叩いて作っているとのこと。

注文すると、キッチンの方からお肉を叩く音が聞こえてきました。

また、せっかくなので最高級の飛騨牛サーロインステーキもいただくことに。

もう、お肉がとろっとろ。まったく肉の臭みがなくて、本当に美味しかった。

ほう葉みそをつけるとまた違った味わいが楽しめて

ご飯がもりもり進みました。

もちろん息子の食いつきも凄まじく、バックバクでした。

高級飛騨牛をこの歳で食べられるなんて…。息子ながらうらやましいやつよ。

舌が肥えて、普通のご飯が食べられなくならないか少し心配でした。

まとめ

温泉＆グルメの旅はリフレッシュできること間違いなし！

客室露天風呂付の宿泊施設であれば

小さな子供がいてもまわりを気にせずゆっくり温泉が楽しめます。

紗々羅に宿泊＆下呂温泉・グルメを楽しむ旅行は

子供の温泉デビューにとってもおすすめだなと思いました。

ガイドがあれば、より下呂を満喫できます！

大浴場の温泉に一緒に入れるようになるには、まだまだ時間がかかりそうな息子。

今後もちょくちょく、露天風呂付客室をおさえて

温泉を楽しみに行きたいと思います！