2人目が生まれるにあたって、チャイルドシートの追加購入を考えました。
1人目の時に買ったコンビのチャイルドシートは低年齢の時期に特化したタイプのもので、使用条件は新生児~18kg以下(4歳頃)まで。
法律(道路交通法)では6歳未満の子供にチャイルドシート着用が義務付けられているので、長男が少なくとも6歳になるまでの間使えるチャイルドシートを用意しなければなりません。
購入当時、長男は2歳。
体がだいぶしっかりしてきているので、とにかくお値打ち!かつ安全性が信頼できるチャイルドシートを探しました。
そして見つけたのが「Nebio(ネビオ)のTurnPit(ターンピット)」でした。
そこで今回はネビオ:ターンピットについて、実際購入してみてどうだったのか詳しくレビューしていきたいと思います。
1年以上使用し、良い点・悪い点がはっきり見えてきました。
ネビオ・ターンピットが気になっている!購入前に詳しく知っておきたい!という方の参考になれば幸いです。
購入までの道のり
条件をしぼる
まずチャイルドシートを選ぶにあたって、最低限これは外せない!という条件を考えました。
- ISOFIX
- 対象年齢が少なくとも2歳~6歳までをカバーしているもの
- 安全性が第一だけど、できるだけ安く使いやすいもの
仕事の都合でチャイルドシートを取り外す機会が多いため、着脱がしやすい”ISOFIX対応”タイプであることは必須条件でした。
上記の条件をもとにざっと探してみたところ、「Nebio(ネビオ)のTurnPit(ターンピット)」を発見!
ネビオ・ターンピットのスペック
- 適応体重:36kg以下(新生児~11歳頃)
- ISOFIX
- 360度回転式
- ヘッドレスト(8段階)・リクライニング(4段階)調節可能
- 国土交通省公認の安全基準ECE-R44/04に合格している
- 水洗い可能(手洗い)
2歳から使えるものであればいいと思っていましたが、なんと新生児にも対応しています。
回転式でISOFIX対応となると、コンビやアップリカなどの有名メーカーであれば少なくとも3万円は超える印象ですが
ネビオのターンピットは約2万円で購入できるお値打ち品。
口コミも☆4以上で高評価。
できれば実物を見て質感・使用感を確認してから買いたかったですが、口コミの評価を信じて思い切って購入しました。
色は1台目のチャイルドシートに合わせてグレーを選択しました。
気になる点(デメリット)
それでは詳細にレビューをしていきます。
まずはデメリットからご紹介致します。
取り付けに力がいる
車への取り付けは夫にやってもらいましたが、特に難なく取り付けることができました。
ただし、シートはとても大きく重いため、女性が取り付けようとすると結構大変かと思います。
私は大きさを見た時点で自分で取り付ける気力がなくなりました^^;
ロングユース&回転式のシートなので、大きさ・重さがある点は仕方がないところとも言えます。
シートを回転しづらい
ターンピットは360度回転できるものの、シートが大きいので車の座席に引っかかり、回すのに一苦労します。
我が家の車の場合、回転させるときには前の座席を倒す必要があります。
長男は自分で座席に乗り込むことができ、普段シートをあまり回転させることがないためあまり気になりませんが
親が乗り降りの介助やこまめなお世話をする必要がある赤ちゃんのうちは、回転させづらく不便に思うかもしれません。
回転させやすさはコンパクトなコンビのチャイルドシート(幼児用チャイルドシート)と比べると劣ります。
バックルカバーがすぐ取れる
バックルには衣服の食い込みを防ぐためのバックルカバーがついていますが、ゆる~く付いているだけなので簡単に取れてしまいます。
シートに乗せるときに子どもがカバーを取ってしまいやすく、地味にストレスです。
リクライニングは微々たる変化
リクライニングは4段階ついていますが、微々たる変化といったところ。しかし、これは最初に購入したコンビのチャイルドシートでも同じなので、こんなものかなという感じです。
チャイルドシートのリクライニングはオマケ程度の機能だと思っております。
新生児に使うにはリクライニングが少し急
ターンピットは新生児に対応しているものの、コンビの幼児用チャイルドシートと比べてしまうと角度が少し急な印象です。
若干たて抱きのようになるので、ベッドのように寝かせてあげたいという方にはコンビなどの新生児対応商品のほうがおすすめです。
また、幼児用チャイルドシートであれば赤ちゃんの全身を無駄なく包み込んでくれますが、
ロングユースのシート(ターンピット)は子どもが小さいうちはシートがだいぶ大ぶりになります。
10か月にもなればそれなりにしっくりときますが、新生児の赤ちゃんにとってはだいぶ大きめなシートです。
とはいえ、新生児もしっかりと対象年齢に入っているので、安全性は保障されています。
良かった点(メリット)
全体の構造・質感がいい
ヘッドレストは側面まで頭を守ってくれる構造になっています。
背もたれ部分はメッシュなので通気性がよく、座り心地も良い感じです。
シートの質感・つくりもしっかりしていて、有名メーカーのチャイルドシートと比べても引けを取りません。
肩ベルト調整がしやすい
コンビの肩ベルトは硬めで調整に苦戦しがちなのですが、ターンピットは硬すぎず緩すぎずでわりとスムーズにベルト調整できます。
肩ベルト調整の方法は一般的なチャイルドシートと同じで、感覚的に操作できます!※詳しい操作方法はこちら
バックルが付けやすい
”バックルが硬い”という口コミもあるようですが、こちらもコンビに比べるととても着脱しやすく感じています。
コンビのベルトがつけにくい点に関してはかなりストレスだったので、嬉しいポイントです。
買い替えが必要ない
何といってもロングユース。
幼児用のチャイルドシートは対象年齢が4歳頃までなのでいちいち買い替える必要がありますが、ターンピットなら1台でずっと使い続けることができます。
お財布にとても優しく、新しくチャイルドシートを選んだり、古いチャイルドシートを廃棄する手間も省いてくれます。
機能を考えるとやっぱりコスパ抜群
回転式・ISOFIX・新生児対応という機能がありながら、有名メーカーに比べると1万円以上安いネビオ:ターンピット。
決して安っぽい・作りが甘いわけでもなくこの価格というのは、本当にコスパがいいなと思います。
ターンピットを買ってから1年以上が経ちましたが、特に不具合はありません。先代のコンビのチャイルドシートに引けをとらない安心感・使い勝手のよさを感じています。
肩ベルト調整について
補足として、ネビオ・ターンピットの肩ベルト調整の仕方について詳しく解説します。
操作方法は一般的なチャイルドシートと同じです。
慣れるうちはややこしい肩ベルト調整。写真で分かりやすく解説していきます!
肩ベルトの締め方
ターンピットの肩ベルトを緩めたい場合は、
- 足元のベルト下にあるボタン(ベルト調節レバー)を片手で押しながら
- もう片方の手で左右の肩ベルトを引っ張ります
このとき、肩ベルトパッドを引いてしまうと緩みません。図のように肩ベルトに腕を入れて引っ張るのがコツで、こうすると楽に緩みます。
肩ベルトの緩め方
ターンピットの肩ベルトを締めたい場合は、足元の調節ベルトを引っ張るだけです。
肩ベルトを締める場合、子どもと肩ベルトとの隙間は手のひらが入る程度に調節します。
まとめ
- 全体の構造・質感がいい
- 肩ベルト調整がしやすい
- バックルが付けやすい
- 買い替えが必要ない
- 機能を考えるとやっぱりコスパ抜群
- 取り付けに力がいる
- シートを回転しづらい
- バックルカバーがすぐ取れる
- リクライニングは微々たる変化
- 新生児が使うにはリクライニングが少し急
ISOFIX対応で、新生児~11歳頃までのロングユース。さらに360度回転できてリクライニングがついている!というスペックを考えると、とてもお値打ちな商品だと思います。
高評価の口コミは嘘ではありませんでした!
絶賛イヤイヤ期の長男。
次男に今まで使っていたチャイルドシートを譲るのに抵抗するかな~と思いましたが、「お兄ちゃんシートだよ!」というと喜んで乗り込んでいました。
今のところベルトから抜け出したりすることもなく、問題なく使えています。
今後も安全に、家族みんなでドライブを楽しめそうです!
以上、”【ネビオ・ターンピット】詳細レビュー”でした。
ご覧いただきありがとうございました!
コメント