グスケットと並んで人気が高い、スリング系の抱っこ紐「ダッコルト」。
そして、ヒップシートでおなじみのポルバンが販売している「ポルバンゴー」。
今回はこの2つの商品について、口コミを含めて徹底的に比較していきたいと思います。
ダッコルトとポルバンゴー、具体的にどこが違うの?と疑問に思っている方や、どっちにしようか迷っている!という方の参考になれば幸いです!
ダッコルト・ポルバンゴー【比較表】
まず始めに、基本情報を表で比較します。
ダッコルト | ポルバンゴー | |
---|---|---|
対象年齢 | 12カ月(10kg)~48ヶ月 | 7ヵ月~48ヵ月 |
推奨最高体重 | 18kg | 14.9 kg |
サイズ | 4 x 9 x 29 cm | 18 x 16 x 7 cm |
重さ | 160g | 250g |
素材 | 本体生地:綿100% 中綿:ポリエステル100% ベルト:ポリプロピレン100% 滑り止め:ポリエステル100% | デニムタイプ:ポリエステル65%、綿 35% メランジタイプ:ポリエステル100% メッシュ・ベルト:ポリエステル100% シート部:ポリエステル82%、ポリウレタン18% |
カラー | 6種 | 6種 |
生産国 | 日本 | 中国 |
備考 | 収納ポーチ付き | |
価格 | 7,480円 | 6,050円 |
購入する | 購入する |
以下、詳しく解説していきます!
対象年齢・推奨体重
対象年齢は、ダッコルトは12カ月(10kg)~48ヶ月。ポルバンゴーは7ヵ月~48ヵ月となっており、ダッコルトの方が範囲が狭くなっています。
また、推奨最高体重は、ダッコルトが18kgなのに対し、ポルバンゴーは14.9kgと軽めに設定されています。
15kgの子どもの平均年齢は3歳半ごろ。ポルバンゴーを大きめの子に使用する際には注意が必要です。
サイズ・重さ
ダッコルトのサイズは平置きで4 x 9 x 29 cm、ポルバンゴーは小さく折りたたんで18×16×7cmです。
ダッコルトは折りたためばもっとコンパクトになりますが、公式の記載がなかったため平置きサイズを載せています。
重さはダッコルトが160g、ポルバンゴーが250gで、ポルバンゴーの方が重くなっています。
ダッコルトのコンパクトさ・軽さはスリング系抱っこ紐の中でも群を抜きます。
生地素材
ダッコルト | ポルバンゴー |
---|---|
本体生地:綿100% 中綿:ポリエステル100% ベルト:ポリプロピレン100% 滑り止め:ポリエステル100% | デニムタイプ:ポリエステル65%、綿 35% メランジタイプ:ポリエステル100% メッシュ・ベルト:ポリエステル100% シート部:ポリエステル82%、ポリウレタン18% |
ダッコルトの本体生地は、綿100%。
ポルバンゴーは、デザインによって配合が違うものの、ポリエステル素材が多く使用されています。
参考として、それぞれの素材の特徴をまとめます。
- 静電気が起こりにくい
- 肌触りがよく敏感肌の人にもOK
- 吸水率が良いため洗濯後など一度濡れると乾きにくい
- 色落ちや色移りしやすい
- 洗濯後に縮みやすい
- 水に濡れても乾きやすい
- シワになりにくく縮みにくいため洗濯がしやすくお手入れ簡単
- 静電気が起こりやすい
ダッコルトは肌触りや吸水性がいいですが洗濯時にトラブルが起きやすく、ポルバンゴーは速乾性がありお手入れがしやすい反面、静電気が起きやすい傾向があると言えます。
カラーバリエーション
カラーバリエーションはどちらも6種類。全体的にシンプル・カジュアルな印象です。
ストライプカラーはダッコルト特有です。
また、ポルバンゴーのメランジオリーブ・メランジピンクはWEB限定カラーになっています。
生産国
生産国は、ダッコルトが日本、ポルバンゴーは中国となっています。
ポルバンゴーの企画・設計は日本で行われています。
価格
価格は、ダッコルトが7,480円、ポルバンゴーは6,050円となっています。
ポルバンゴーの方が安く手に入れることができます。
パーツごとの比較
続いて、各パーツごとの違いを比較していきます。
ヒップパッド
ダッコルトもポルバンゴーも、ヒップパッドにはしっかり滑り止めがついています。
ヒップパッドの幅は、ポルバンゴーの方が広い設計になっています。
また、ポルバンゴーは肩ベルトも幅広につくられています。
バックル
どちらも、バックルにはセーフティーバンドがついており、パーツには日本製のYKK製品を使用しています。
バックルについては、どちらもほぼ変わらない性能になっています。
洗濯方法
お手入れの方法は、ダッコルト・ポルバンゴーとも洗濯機洗い可能となっています。
ダッコルトは洗濯時の注意点が少なく、より気軽に洗濯することができます。※コーデュラシリーズ(ブラック&オリーブ)は手洗いまたは洗濯機のドライモード推奨。
また、ポルバンゴーは本体と一緒に収納ポーチがついており、本体を入れてそのまま洗うことが可能です。
取扱店舗
ダッコルト:ネット通販(楽天・Amazonなど)・アカチャンホンポ・バースデイ・西松屋
ポルバンゴー:ネット通販・アカチャンホンポ・イオン・バースデイ・トイザらス&ベビーザらス
ダッコルトは、実店舗ではアカチャンホンポ・バースデイ・西松屋で取り扱いがあり、
ポルバンゴーはアカチャンホンポ・イオン・バースデイ・トイザらス&ベビーザらスで取り扱いがあります。※店舗によっては取り扱っていない場合があるので、訪問前に店舗にお問い合わせください。
どちらもネット通販のほか、一般的なベビーグッズ販売店でも売っています。
口コミ
ダッコルトとポルバンのAmazonや楽天市場での口コミをざっくりとまとめます。
- 軽くてコンパクト
- 装着が簡単
- 肩が痛くなる
- 肩が痛くなりにくい
- 滑り止めがしっかりしている
- 長時間の使用には向かない
ダッコルトの高評価の口コミには軽さ・コンパクトさ・手軽さに感動する声が多かった一方、低評価の口コミには”肩が痛くなる”という声が大多数でした。
ポルバンゴーは「肩パッドの幅が広いので痛くなりにくい」「滑り止めがしっかりしていてずれにくい」という声が多い一方、低評価の口コミはほぼなく、
強いて言えば「長時間使うとやっぱり肩は痛くなる」という声があるくらいでした。
楽天市場では、ダッコルトの口コミ数は約100件、ポルバンゴーの口コミは約400件あります。
ポルバンゴーはダッコルトより多くの口コミ件数があるにもかかわらず、低評価の口コミがほぼありませんでした。※2023年7月時点
おすすめはどっち?
以上の情報から、それぞれのおすすめをまとめました。
- 持ち運びやすい方がいい
- こまめに洗濯したい
- 日本製のものに安心感がある
- できるだけ肩に負担をかけたくない
- 抱っこに安定感がほしい
- 評判のいい方にしたい
ダッコルトはコンパクトな分、肩ベルトやヒップパッドの幅が狭いため、肩への負担が大きかったり、子どもが安定しづらい傾向があります。
しかし、スリング系抱っこ紐の中でも群を抜く軽さ・コンパクトさで、持ち運びやすいのは大きなメリット。
また、洗濯機洗いがしやすいので気楽・こまめに洗濯でき、清潔に保つことができます。※コーデュラシリーズ(ブラック&オリーブ)は手洗いまたは洗濯機のドライモード推奨。
日本製なので、高い品質が期待できるのも高ポイントです。
一方、ポルバンゴーはダッコルトに比べてかさばり、重たいのがデメリットですが
幅広い肩ベルト・ヒップパッドのおかげで肩が痛くなりにくく、子どもを安定して抱っこしやすくなっています。
なにより、ポルバンゴーの低評価は圧倒的に少ないため、評価が高い方がいい!という方はポルバンゴーがおすすめです。
まとめ
スリング系の抱っこ紐で大人気の「ダッコルト」。
そして、ヒップシートの定番として高い評価を受けているポルバンの「ポルバンゴー」。
普通の抱っこ紐よりも、扱いが楽でオシャレ!な点はどちらも同じです。
詳細をよく比較し、よりそれぞれのご家庭に合ったものを見つける手助けになれれば幸いです。
お子さんとのお出かけが、もっともっと気軽で楽しいものになりますように!
- 持ち運びやすい方がいい
- こまめに洗濯したい
- 日本製のものに安心感がある
- できるだけ肩に負担をかけたくない
- 抱っこに安定感がほしい
- 評判のいい方にしたい
ご覧いただきありがとうございました!
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