【陣痛タクシー体験談】トラブルから学んだ登録時のポイント

1人目の出産時、神奈川県に里帰りしていた私。

深夜に破水し、病院へ向かうために伊豆箱根交通の「お産応援タクシー」を使いました。

ネットで事前に登録し、これでいざという時も大丈夫と安心しきっていましたが

当日はトラブルも起こりました。

今回は、その時のレビューを記録するとともに

陣痛タクシーを登録する上でのポイントをまとめておきたいと思います！

陣痛タクシーレビュー

陣痛タクシー登録

里帰り中とはいえ、両親は高齢。

目が見えにくくなるため、夜間の運転は難しく

陣痛が来た！という緊急時には、動揺して事故を起こしてしまう可能性も否定できません。

そこで、できるだけ病院へアクセスする手段を増やすために「陣痛タクシー」に登録しておくことにしました。

特に深く考えず、インターネットで調べて一番最初に出てきた陣痛タクシーに登録。

それが伊豆箱根交通の「お産応援タクシー」でした。

出産当日；陣痛タクシーを呼ぶ！

ネットで登録を済ませ、すっかり安心していた私。

そして、出産当日。

お産は深夜2時に破水から始まりました。

病院へ連絡し、来てくださいとの指示があったので

満を持して陣痛タクシーを呼ぶことに。

しかし、ここでトラブルが発生しました。

トラブル発生

電話がつながり、「破水して病院へ行くので、タクシーお願いします！」と頼んだところ

「あー、今もう営業時間過ぎちゃってるんですよね～。」と、まさかの回答。

陣痛タクシーって、24時間対応じゃないの…？！

後でホームページを見て気が付いたのですが

一部地域ではAM2：00～AM6：00が営業時間外となっていました。

陣痛タクシー＝24時間かけつけてくれる、と勝手に決めつけていた私。

目の前が真っ暗になりました。

そうしている間にも、お腹の痛みはだんだんと強くなってきます。

1人目のお産、初めての破水でかなり動揺しており

着替えなくちゃ、入院準備の持ち物に漏れがないかな、などなど他にも様々なことを考え頭の中は大混乱。

どうしようか。

今から他のタクシー会社に電話して、来てもらえるんだろうか。

それで間に合うんだろうか。

危険だけど、両親に送迎を頼むしかないか。

受話器を握りしめたままフリーズし、そんなことをグルグルグルグル考えました。

しかし、ここで光が。

どうしても、無理ですか？とダメもとで食い下がってみたところ

渋々な感じは否めませんでしたが、「今から向かいます」と配車してもらえることになったのです。

当時の担当の方、本当にすみません。だけど、本当に助かりました。

タクシー到着

10分ほどでタクシーが家に到着し、インターホンが鳴りました。

座席には特にシートなどは敷かれておらず、通常のタクシーと同じでした。

あとでホームページを確認すると

• 全車両に吸水シート・バスタオル完備
• 要望があれば座席にセットした状態でお迎え
• 座席を汚してしまってもクリーニング代の請求はない

と記載があり、要求すればしっかり用意してくれたようです。

しかし、当日はそこまで気が回りませんでした。

家にある中で一番大きいナプキン＆タオルを装備、という自己流の対策をして

入院荷物を持ってタクシーに乗り込みました。

病院までの道中

行先の病院は事前に登録してあるので、ちょっとした確認だけでスムーズに向かうことができました。

家にいる間は気が動転して動き回っていたこともあり、お腹に集中できなかったのですが

車に乗っている間、じっとしていると陣痛の間隔がよくわかりました。

家から20分ほどで病院に到着。

到着までにも水が大量に流れる感覚がありましたが、幸いシートは汚さずに済みました。

決済を済ませて病院へ。

そして、分娩に挑みました。

自力で決済をする余裕がない時は、後から振り込みで料金を支払うことができます！

まとめ～陣痛タクシー登録時のポイント～

実際に陣痛タクシーを利用してみて痛感したのは

条件をよく確認しておかないといけない！ということです（当たり前かもしれませんが、、）。

私は1社だけ登録をして安心してしまっていましたが

当日配車が難しい、ということもあり得るため、複数の会社を登録しておくことをおすすめします。

また、万が一車内を汚してしまった場合の対応について

特に損害賠償など請求されないところが大半のようですが

トラブルを避けるためにも、事前にしっかり確認しておいた方が無難です。

出産当日、伊豆箱根交通の方のご厚意でなんとか病院に行くことができたものの

もしもあのままタクシーの配車ができず

他の会社のタクシーもなかなかつかまらず…ということになっていたら

どうなっていたかと思うとゾッとします。

たかが陣痛タクシー、されど陣痛タクシー。

当日余計な心配をせず、全力でお産に集中できるように

しっかり抜け目なく登録しておき、快適な出産を迎えましょう！