先日次男が1歳を迎えたため、愛用の子供乗せ自転車・ギュットクルームに後付けの前乗せチャイルドシートを取り付けることにしました。
迷いに迷い、最終的に選んだのは「FBC-011DX3」なのですが
特にNCD467・NCD470・FBC-011DX3・FBC-015DXの間で悩んだため、それぞれの違いについてまとめておきたいと思います。
我が家の愛車は「パナソニック ギュット・クルーム R・DX BE-ELRD03」です。後付けの前乗せチャイルドシートについて悩んでいる!という方の参考になれば幸いです。
NCD467・FBC-011DX3の違い
パナソニックの子供乗せ自転車に後付けできるメーカー純正の前用チャイルドシートには、
- スタンダードなチャイルドシート:NCD467・NCD468・NCD469・NCD482(色違いの同型モデル)
- カジュアルチャイルドシート:NCD470
- リールベルト付きチャイルドシート:NCD481
- クルームフロントシート:NCD489S・NCD490S(色違いの同型モデル)
の4種類があります。
一番スタンダードなチャイルドシートのNCD467は、OGKのHBC-011DX3とよく似た外見をしています。
それもそのはず。色味や張り付けてあるメーカー名の刻印(テープ)こそ違うものの、どうやら製造元が同じようなのです。
自転車卸業者の「自転車Dプラス」さんでは以下のように記載されていました。
パナソニック
OGK フロントチャイルドシート用レインカバー RCF-008 すべての商品 自転車Dプラス (dreamplus.jp)
NCD467、NCD468、NCD482、NCD469、NCD336、NCD336Aなど
※製造元がOGKのためFBC-011DX3と全く同じ商品ですので対象商品です。
NCD481
※製造元がOGKのためFBC-017DXや017DX2と全く同じ商品ですので対象商品です。
また、楽天市場のNCD467に対するレビューにも「OGKと同じ!」という指摘がありました。
パナソニックのギュットにつける為、正規品が良いかと思い購入しましたが、届いて見たら裏にOGKマークがついていたので、あれっ?と思い調べたら品番が違うだけで商品自体は一緒でした。。(ベルトのバックル部分にパナソニックと、OGK品番はOGKと書いてあります)OGK品番のは2000円以上安いお店もあったので、もっと確認してから購入すれば良かったと後悔してます。
楽天市場:NCD467レビューより抜粋
これから購入する方は是非確認をして購入する事をお勧めします。
電動自転車に乗り換えを機に、こちらを購入。
楽天市場:NCD467レビューより抜粋
OGKと迷いましたが、純正品にすることに。
発送も早く、丁寧に梱包していただきました。
※追記
Panasonic純正品ですが、OGK製だったんですね…
似てるはずですよね笑
なら、お値段も安いOGKでも良かったかな…笑
しかし、自転車屋さんに聞いてみると「メーカー純正品でないと、何かあった時にパナソニックから補償が受けられない」と言われました。
パナソニックの公式サイトで確認してみると、確かに以下のような回答がありました。
よくあるご質問 – Panasonic
- OGKで同じ形状のチャイルドシート(後付けタイプ)がありますが、パナソニック品番のものと何が違いますか?パナソニックの自転車に取り付けはできますか?
パナソニック品番を設定しているチャイルドシートには、当社製自転車に取り付けする為の部品が含まれています。
従いまして、OGK様のチャイルドシートのみでは、正しく車体に取り付けられない可能性がございますので、
パナソニック品番のチャイルドシートをご購入下さい。
※なお、どのチャイルドシートがお客様の自転車に取付可能かは、お持ちの自転車の取扱説明書のオプション設定をご確認ください。
※オプション設定されていないチャイルドシートを取り付けた場合、メーカー保証や損害補償の対象外になる場合がございます。
これによると、”純正品はパナソニックの自転車に取り付けるための部品がついている”ということです。
確認したところ、FBC-011DX3に関してはNCD467と部品構成がまったく同じでしたが、NCD470にはFBC-015DXに含まれていない部品が追加されていました。
このように、パナソニック純正のチャイルドシートはより車体に適した部品が追加されているものがあり
また、純正のチャイルドシート以外を取り付けるとメーカー保証や「ギュットあんしん傷害保険(ギュットシリーズの電動自転車を買うと加入できる保険)」の対象外になる可能性があるため、
万が一のことを考えると純正のチャイルドシートを使用した方が無難と言えます。
Panasonic純正チャイルドシートはこちら!
FBC-011DX3・FBC-015DX(NCD467・NCD470)の違い
我が家はサンシェードやリールベルトなどは要らず、必要最小限のチャイルドシートでいいと思いNCD467・NCD470のどちらかにしようと決めました。
実物を見てみたいと思い自転車屋さんに行ったところ、純正品はありませんでしたがOGKのFBC-011DX3・FBC-015DXの在庫があったため見比べ、販売員さんにも違いを聞いたところ
FBC-011DX3はFBC-015DXに比べて
- ヘッドレストの高さが調節できる
- ハンドルに取り付ける部分の部品が多く、頑丈
- 全体的に厚みがあってしっかりした作り
という部分が大きく違う、ということがわかりました。
FBC-011DX3・FBC-015DXはそれぞれNCD467・NCD470に対応するため、NCD467・NCD470の違いについても同様のことが言えます!
FBC-015DXはFBC-011DX3に比べるとシートが全体的に薄くて軽く、
特にハンドル取り付け部分がとても簡易的で、部品が少ないため取り付けが簡単というメリットがありますが
取り付けの楽さよりも安全性を重視して、我が家はFBC-011DX3に決めました。
FBC-011DX3はNCD467と部品構成がまったく同じ&チャイルドシート自体の保証はOGKから受けられる点、前乗せのチャイルドシートを使う期間が短い点を考えて、我が家では最終的に純正ではなくOGKのチャイルドシートに決めました。
まとめ
- NCD467はFBC-011DX3とほぼ同じ
- NCD470はFBC-015DXに含まれていない部品がある
FBC-011DX3(NCD467)はFBC-015DX(NCD470)に比べて
- ヘッドレストが可動式
- ハンドル取り付け部分がよりしっかりしている
- シート全体に厚みがある
メーカー純正品でサンシェードがついたクルームフロントシート(NCD489S・NCD490S)は3万円を超え、リールベルト付きのFBC-017DX2(NCD481)は2万円超える中
FBC-011DX3(NCD467)とFBC-015DX(NCD470)は1万円代で買うことができ、価格も似ています。
我が家は安全性(ハンドルへの取り付けがより頑丈な点)を重視してFBC-011DX3を選びました。
\損害補償の対象外になるのが心配!という方には純正品がおすすめです/
一方、自転車屋さんによると、「最近はFBC-015DX(NCD470)」を選ぶ人の方が多いのだそうです。
特に、以下の項目に当てはまる方にはFBC-015DXが向いています。
- 自分で取り付けたいから、できるだけ簡単につけられるシートがいい!
- できるだけ軽いシートがいい
- できるだけ安いものがいい
- ヘッドレストは固定でいい
FBC-011DX3は約3.4kgですが、FBC-015DXは約2.4kg。軽く取り付けが簡単なうえ、一番安く手に入れられる点が魅力です。
\パナソニックの自転車につけるなら、専用パーツが追加されている純正品NCD470がおすすめです/
少しでも参考になれば幸いです。
以上、NCD467・NCD470・FBC-011DX3・FBC-015DXの違いまとめでした。
ご覧いただきありがとうございました!
ギュットシリーズに対応する全種類の前乗せ後付けシートについては、こちらの記事で比較しています!
コメント