今回は電動鼻水吸引器「メルシーポットS-504」と「ママ鼻水トッテ」の違いを口コミを含めて徹底的に比較していきます。
メルシーポットとママ鼻水トッテの具体的な違いが気になる!どっちにしようか迷っている!という方の参考になれば幸いです。
メルシーポット・ママ鼻水トッテ【比較表】
まず始めに、基本情報を表で比較します。
メルシーポットS-504 | ママ鼻水トッテ | |
---|---|---|
サイズ | 約224×90×143mm | 220×95×136.5mm |
重さ | 約800g (付属品含む総重量は1.02kg) | 約0.9kg (付属品含む総重量約1kg) |
吸引圧力 | -83kPa±10% | -55kPa±15% |
吸引流量 | 12L/min±20% | 14L/分±15% |
音の大きさ | 50dB以下 | 54dB |
操作 | 〇 | ◎ |
お手入れ | △ | ◎ |
価格 | 10,890円※1 | 15,400円 |
購入する | 購入する |
- 価格:2023年11月現在
- 1:ボンジュール・チューブホルダー含む「パーフェクトセット」
以下、詳しく解説していきます!
サイズ(大きさ)・重さ
サイズは、メルシーポットが約224×90×143mm、ママ鼻水トッテが220×95×136.5mm。
重さはメルシーポットが約800g(付属品含む総重量は1.02kg)、ママ鼻水トッテが約0.9kg(付属品含む総重量は約1kg)となっています。
大きさ・厚み・重さにほとんど差はありません。
メルシーポットには持ち手などはありませんが、ママ鼻水トッテには持ち手があり運びやすくなっています。
吸引圧力・吸引流量
メルシーポット | ママ鼻水トッテ | |
---|---|---|
吸引圧力 | -83kPa±10% | -55kPa±15% |
吸引流量 | 12L/min±20% | 14L/分±15% |
吸引圧力は、メルシーポットが-83kPa±10%、ママ鼻水トッテが-55kPa±15%。
吸引流量は、メルシーポットが12L/min±20%、ママ鼻水トッテが14L/分±15%となっています。
吸引圧力はメルシーポット、吸引流量はややママ鼻水トッテの方が勝ります。
音の大きさ
音の大きさは、メルシーポットが50dB以下なのに対して、ママ鼻水トッテは54dBとなっています。
わずかな差ではありますが、メルシーポットの方がやや音が小さい設計となっています。
操作のしやすさ
基本の使い方
メルシーポットは、チューブの中に鼻水がくっつかないように、使い始めと使い終わりに水を通す必要があります。※上の図参照
一方、ママ鼻水トッテはチューブの中に鼻水が入らない設計になっているため、水を用意する必要がなく、そのまま吸い始めることができます。
メルシーポットは本体のほかに水を入れたコップなどを用意する必要があります。
吸引力の調節方法
メルシーポットは手元のクリップで圧力を操作し、吸引力を調節することができます。
一方、ママ鼻水トッテでできるのはスイッチのON・OFFの操作のみで、吸引力の調節はできません。
メルシーポットは鼻水を吸引しながら、手元で圧力を微調節することができるのがメリットです。
お手入れ
メルシーポットは使用後に洗う部品の数がなかなか多いのがデメリット。
そして、高温により変形するため、食洗機・乾燥機・電子レンジ・熱湯などでの洗浄・消毒はできません。
一方、ママ鼻水トッテはチューブに鼻水が入らないので、キャッチャー部分だけを洗浄すればよく、お手入れがとても簡単です。
食洗機・薬液・煮沸・電子レンジでの洗浄・消毒もできます。
お手入れのしやすさはママ鼻水トッテの圧勝です。
価格
メルシーポット | ママ鼻水トッテ |
---|---|
10,890円 | 15,400円 |
メルシーポットは10,890円(ボンジュール・チューブホルダー込み)、ママ鼻水トッテは15,400円です。
※2023年11月現在
メルシーポットの方が安く、手に入れやすくなっています。
収納
鼻水吸引器を収納するときに意外と困るのが、チューブの存在です。
そのまま置いておこうとすると、ダラーンと落ちてノズルの先端が床や壁についてしまう、なんてことがよくあります。
メルシーポットは本体の付属品に「チューブホルダー」があり、好きな場所に張り付けられるようになっています。
一方、ママ鼻水トッテは本体の中にぐるぐると巻き入れて収納ができるようになっています。
メルシーポットのチューブホルダーは付属品(オプション)なので、単品の製品にはついていません!ご注意ください。
吸引ノズルの違い
メルシーポット・ママ鼻水トッテのどちらにも、本体にあらかじめ付いているノズルのほか、オプションで「ロングノズル」があります。
そして、ロングノズルはメルシーポットの方が先が長い設計になっており、より鼻の奥の鼻水まで吸引しやすくなっています。
ロングノズルはオプションの付属品ですが、持っておいた方がいい一品です!新生児の小さな鼻の穴にも使いやすく、大きくなってからも奥の鼻水を吸うのに重宝します。
口コミ
メルシーポットとママ鼻水トッテの、Amazonや楽天市場での口コミをざっくりとまとめます。
- とにかく鼻水がよく吸える!
- 思ったより音が大きくない
- お手入れが手間
- 音が気になる
- お手入れが楽
- 鼻水がしっかり吸える
- スッキリした見た目
- 気にならない音の大きさ
- 電源アダプターが収納できない
- うまく収納できず蓋が開けっ放しになる
- 音が気になる
- 吸引力が弱め
高評価の口コミでは、双方とも「鼻水がよく吸える!」「持っておくべき!」という声が多く
加えて、ママ鼻水トッテは「お手入れがとても楽!」という口コミが多数ありました。
メルシーポットは大人に使っている方も多く、「感動した!」という声がありました。
一方低評価の口コミでは、メルシーポットについては「お手入れ(特にチューブの洗浄)が大変」という声が多く、
ママ鼻水トッテは「綺麗に収納しづらい」という声が多かったです。
※音の大きさについては、どちらも「思ったよりも気にならない」という方もいれば「気になる」という方もいて、個人差が大きい印象でした。
ママ鼻水トッテには”電源アダプターが収納できない”という指摘が多数ありましたが、メルシーポットも収納はできません。
吸引力については、「両方を比較するとメルシーポットの方が強い」という口コミがありました。
おすすめはどっち?
以上の情報から、それぞれのおすすめをまとめました。
- 鼻奥の鼻水もしっかり吸いたい
- 手元で吸引力の微調節がしたい
- できるだけ安いものがいい
- お手入れが楽な方がいい
- 操作が簡単な方がいい
- 収納しやすいものがいい
メルシーポットは洗うパーツが多くお手入れが面倒な点と、鼻水の吸引前後に水を通す必要がある点がデメリットですが
- 細長いノズルで鼻奥の鼻水もしっかりとれる
- 鼻水を吸いながら、手元で簡単に吸引力の微調節ができる
- ママ鼻水トッテより低価格
という点が大きなメリットです。
特に、吸引力には絶対的な評価があります。
一方ママ鼻水トッテはロングノズルがメルシーポットより短い&メルシーポットより吸引力がやや弱いため、奥の粘っこい鼻水が吸いにくい点・高価な点がデメリットですが
- 洗うパーツが少なく、お手入れがとにかく楽
- チューブに水を通す必要がなく、吸引操作が簡単
- チューブ全体を本体に収納できる
という点が大きなメリットです。
スタイリッシュなデザインも大きな魅力です。
まとめ
ざっくりとまとめると、
とにかく鼻の奥までしっかり鼻水を吸いたい!という方はメルシーポット
操作・お手入れが簡単な方がいい!という方はママ鼻水トッテを選べば間違いありません。
私自身は、メルシーポットS-503(2017年発売の旧型モデル)を持っています。
音・振動はなかなか大きいですが、奥につまったネバネバの鼻水もごっそりとれるのでとても重宝しています。
新型のS-504はさらにコンパクト・静音になっているので、より使い勝手が良くなっていることでしょう。
一家に一台あれば大活躍の電動鼻水吸引器。
それぞれの違いを比較し、各ご家庭に一番合った商品を選択してみてください!
- 鼻奥の鼻水もしっかり吸いたい
- 手元で吸引力の微調節がしたい
- できるだけ安いものがいい
- お手入れが楽な方がいい
- 操作が簡単な方がいい
- 収納しやすいものがいい
ご覧いただきありがとうございました!
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