電動鼻水吸引器で人気が高い「メルシーポット」。
そして、手動鼻吸い器の王者といえる「チボジ(知母時)」。
自宅に鼻吸い器が欲しいけど、どっちにしようか迷っている…という方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、メルシーポットとチボジを口コミを含めて徹底的に比較し、タイプ別におすすめをご紹介したいと思います。
メルシーポットとチボジの違いを詳しく知りたい!それぞれの口コミ・評価が気になる!という方の参考になれば幸いです。
おすすめはどっち?:結論
まずは結論から。おすすめをタイプ別にご紹介します!
- 鼻の奥までしっかり鼻水を吸いたい
- 吸引時間を短く済ませたい
- 新生児・低月齢のうちから使いたい
- こまめに使いたい
- 子どもが寝ているときや、夜間にも使いたい
- 外出時に持ち出しやすいタイプが欲しい
- 2、3歳以上の子どもに使いたい
以下、詳しく解説していきます!
メルシーポット・チボジ【比較表】
基本情報を表で比較します。
メルシーポットS-504 | チボジ | |
---|---|---|
サイズ | 約224×90×143mm | 7 x 7 x 16.5 cm |
重さ | (付属品含む総重量は1.02kg) | 約800g148 g |
吸引圧力 | -83kPa±10% | 記載なし |
吸引流量 | 12L/min±20% | 記載なし |
音の大きさ | 吸引音のみ | |
操作 | 〇 | ◎ |
お手入れ | △ | ◎ |
価格 | 10,890円※1 | 3,850円 |
購入する | 購入する |
- 価格:2023年9月6日現在
- 1:ボンジュール・チューブホルダー含む「パーフェクトセット」
サイズ(大きさ)・重さ
大きさは、メルシーポットが約224×90×143mm・チボジが7 x 7 x 16.5 cm。※メーカーの記載通りに載せているため単位はそろえていません。
重さは、メルシーポットが約800g(付属品含む総重量は1.02kg)・チボジが148gです。
圧倒的にチボジの方がコンパクト・軽量で持ち運びに便利です。
吸引力
チボジの吸引力の詳しいデータはありませんが、「思ったよりもしっかり吸える!」と評判です。
しかし、粘り気のある鼻水は吸い出しにくく、電動のメルシーポットには劣ります。
音の大きさ
メルシーポットの音の大きさは67dB。乗用車の車内や、掃除機くらいの音の大きさです。
一方、チボジは手動なのでほとんど音がしません。
メルシーポットは音とともになかなかの振動があります。
チボジは吸引時に「ジュルッ!」という音がするくらいで、子どもが寝ているときや騒音が気になる夜間にも使いやすいです。
※2024年3月追記
メルシーポットの音の大きさについて、情報が変更となりました(67→50dB以下)。
”50dB以下まで改良し、他の据置き型電動吸引器の中で最も高い静音性を実現しています。”として情報が変更されました。
操作のしやすさ
基本の使い方
メルシーポットはスイッチひとつで吸い始めることができますが、チューブの中に鼻水がくっつかないように使用前後に水を通す必要があります。
一方、チボジはチューブの中に鼻水が入りにくい設計になっているため、水を用意する必要がなく、そのまま吸い始めることができます。
メルシーポットは本体のほかに水を入れたコップなどを用意する必要があります。
チボジはケーブルをつなぐ必要がなく準備がとても楽ですが、うまく吸引するには角度など少しコツがいります。
吸引力の調節方法
メルシーポットは手元のクリップで圧力を操作し、吸引力を調節することができます。
一方、チボジはピストンを引く早さ・強さを変えることで、吸引力の調節が可能です。
どちらも手元で吸引力の微調節ができます。
お手入れ
メルシーポットは使用後に洗うパーツが多いのがデメリット。
そして、高温により変形するため、食洗機・乾燥機・電子レンジ・熱湯などでの洗浄・消毒はできません。
一方、チボジはチューブに鼻水が入らないので、鼻水がたまるノーズボトルだけを洗浄すればよく、お手入れがとても簡単です。
電子レンジ・熱湯は使用できませんが、薬液での消毒ができます(チューブは電子レンジ・熱湯消毒も可能)。
チボジはピストンが滑りにくくなったときに潤滑油(サラダ油)を塗ってメンテナンスをする必要があるものの、日ごろのお手入れはとても楽ちんです。
価格
メルシーポットは10,890円(ボンジュール・チューブホルダー込み)、チボジは3,850円です。
※2023年9月8日現在
チボジはメルシーポットの半分以下の値段で買えるのが魅力です。
収納
鼻水吸引器を収納するときに意外と困るのが、チューブの存在です。
そのまま置いておこうとすると、ダラーンと落ちてノズルの先端が床や壁についてしまう、なんてことがよくあります。
メルシーポットは本体の付属品に「チューブホルダー」があり、好きな場所に張り付けられるようになっています。
一方、チボジには特に収納アイテムがありません。
メルシーポットのチューブホルダーは付属品(オプション)なので、単品の製品にはついていません!ご注意ください。
吸引ノズルの違い
チボジの吸引ノズルは少し大きめになっています。
チボジの大きめノズルは鼻の粘膜を傷つける心配がなく安全な反面、うまく吸引するためには角度をしっかり合わせる必要があります。
また、メルシーポットには「ボンジュールプラス」という付属品(オプション)があるのが大きな違いです。
ボンジュールプラスは細く長いノズルで新生児の小さな鼻の穴にも入れやすく、奥の鼻水まで吸い出しやすい設計になっています。
ボンジュールプラスはメルシーポット単品にはついていないオプションの付属品ですが、持っておいた方がいい一品です!
奥の鼻水までしっかり吸引できます。
口コミ
メルシーポットとチボジの口コミをざっくりとまとめます。
- とにかく鼻水がよく吸える!
- 音が大きい
- お手入れが手間
- 思ったよりも鼻水がしっかり吸える
- 気軽に使える
- 両手がふさがるので子どもの顔が固定できない
- 手が痛くなる
メルシーポットの高評価の口コミでは、「鼻水がよく吸える!」「持っておくべき!」という声がとても多く
低評価の口コミには「音が大きい」「洗うパーツが多く、特にチューブは乾きにくくお手入れが手間」という声が大半でした。
一方、チボジの高評価の口コミは「想像していたよりも鼻水がよくとれる」「音がしない・お手入れが楽・持ち運びやすいのでこまめに使える」という声が多く
低評価の口コミでは「片手にノズル・片手にピストンを持つので両手がふさがり、子どもが暴れると吸引できない」「吸引に時間がかかる・手が痛くなる」という声がありました。
メルシーポットは素早く簡単・しっかり鼻水が吸引できる点、チボジは手軽さが一番の評価ポイントでした。
こちらの記事でメルシーポットを詳しくレビューしています!
メリット・デメリット総まとめ
メルシーポットとチボジ、双方のメリット・デメリットをまとめます。
メルシーポット
- 奥の鼻水まで素早くしっかり吸える
- 子どもの顔を固定しながら吸引できる
- チューブホルダーですっきり収納可
- お手入れが面倒
- 音が大きい
- コンセントケーブルが邪魔
- 価格が高い
チボジ
- 手軽に使える
- お手入れが簡単
- 音がほとんどしない
- コンパクトで軽量
- ケーブルがなく持ち運びやすい
- 価格が安い
- 鼻水はとれるが、メルシーポットには劣る
- 粘り気のある鼻水は、取るのに時間がかかる
- 両手がふさがるので子どもの顔を固定できない
- 長く使うと手が痛くなる
- 潤滑油(サラダ油)でメンテナンスが必要
まとめ
以上の情報をもとにおすすめをタイプ別にまとめると、以下のようになります。
- 鼻の奥までしっかり鼻水を吸いたい
- 吸引時間を短く済ませたい
- 新生児・低月齢のうちから使いたい
- こまめに使いたい
- 子どもが寝ているときや、夜間にも使いたい
- 外出時に持ち出しやすいタイプが欲しい
- 2、3歳以上の子どもに使いたい
メルシーポットは音が大きく、洗う部品が多い点・電源ケーブルがわずらわしい点がデメリットですが、
- 鼻の奥につまった粘り気の高い鼻水も素早く吸える
- 片手があくのでしっかり子どもの顔を固定することができる
- 細長い吸引ノズルがあり、新生児のうちから使いやすい
という点がメリットです。
一方、チボジはメルシーポットほどの吸引力はなく、両手がふさがるため、子どもが暴れる場合や低月齢のうちは吸引が難しいという点がデメリットですが
- とにかく軽量・コンパクトで気になるときにササっと吸引できる
- 音がしないため、子どもが寝ているときや夜間も使いやすい
- 片付けが簡単
という点がメリットです。
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それぞれの違いを比較し、各ご家庭に一番合った商品を選択してみてください!
ご覧いただきありがとうございました!
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