【レビュー】大和屋キトコ・キッズダイニングチェア【3歳からの椅子選び】

3歳になり、弟もでき、すっかりお兄ちゃん気分の長男。

今までの食事椅子は、新生児のときから使っている「ユラリズム（ベビーチェア）」でした。

しかし最近になって、「お兄ちゃん椅子がいい。」「ランチョンマットを敷いて、一緒の机で食べたい。」などと言うようになり

こども用のダイニングチェアを新しく購入しようか、ということになりました。

数ある商品の中から迷いに迷い、最終的に選んだのは「大和屋のキトコ」。

今回は、我が家が子供のダイニングチェアに大和屋のキトコを選んだ理由と、実際に使用してみたレビューをまとめたいと思います。

大人椅子を使えないか

長男は父・母と同じように椅子に座り、ダイニングテーブルで食事をとりたがっていました。

大人用のダイニングチェアが余っていたので、最初は大人椅子にお食事クッションをつけて、高さを調節すればいいかなと思いました。

しかし、大人椅子＋お食事クッションではどうしても足が浮きます。

足癖が悪い長男。

一応足置きがあるユラリズム（ベビーチェア）で食事をしていたときでさえ、途中で遊びだして足をブラブラさせたり、ダイニングテーブルに足を乗せようとしていました。

足がつかないと余計に食事に集中しなくなるのではと思い、お食事クッション案はボツになりました。

子供用ダイニングチェアで迷う

定番のストッケ

本格的にダイニングチェアを探し始め

まずは子供用ダイニングチェアの定番ともいえる「ストッケ」に注目しました。

ニューボーン・ベビーセットなどの付属品を使えば新生児から使えるのですが

本体のみの対象年齢は３歳ごろから。

しかし、座面が一枚板なので座り心地があまり良くない（硬い）かなと思ったのと

デザイン的に”ベビーチェア”の印象が強く、大人椅子にあこがれている長男には合わないかなと思い、却下となりました。

姿勢矯正がきできる椅子

次に気になったのがこちらの椅子。

楽天市場の子供椅子の中で抜群の口コミ数。なんでも、「姿勢矯正ができる」とのこと。

しかし、価格が高いのと、うまく使わないと逆に座りにくそうなのがネックで候補から外れました。

お手頃価格な椅子【約１万円】

続いて、１万円付近のお手頃価格な椅子に目をつけました。

対象年齢は12歳ごろまでということですが、そこまで使えれば十分かなと思いました。

しかし、「椅子がガタつく」という口コミが多く、安全面を重視して却下になりました。

続いて目に入ったのが、「ISSEKI」というブランドの椅子。

シンプルなデザインで、大人まで使えるのが魅力的。口コミも多かったです。

しかし、メーカー推奨年齢が4歳（身長100cm）以上のため却下となりました。

こちらも上の商品と同じく、「ISSEKI」ブランドの椅子。

クッションがついているので座り心地が良さそう！と思いましたが、こちらもメーカー推奨年齢が6歳（身長115cm）以上だったため断念しました。

安い椅子【約５千円】

続いてさらに価格を下げ、5,000円程度で買える椅子を見てみました。

候補になったのは以下の２つ。

しかし、やはり安い椅子は使える期間が限られるようで

どちらも対象年齢が5歳までだったため、却下となりました。

最終的にいきついたキトコ

そして最終的に行きついたのが「キトコ」でした。

価格は約２万円と、椅子としては高価ですが

大人の椅子に近いデザインなので家具になじむし、長男が気に入ること間違いありません。

対象年齢が３歳からなので、まさにジャストタイミング。

大人まで使えるので、自分たちが使うこともできます。

椅子の脚もL字でなく４点で支えるタイプ。脚が斜めになっているので後ろに倒れにくく安全です。

キトコ：レビュー

配送・梱包

商品は大きめの段ボール箱に入れられて届きました。

部品の数は思ったよりも少なく、シンプル。木の質感がとても良い感じです。

子どもが触る部分（脚の底以外）に角ばったところがなく、これなら安全に使えるなという安心感がありました。

組み立て

組み立ては夫がやってくれましたが、30分もかからず完成しました。

座面や足置きの高さは簡単には変えられない（部品をある程度取り外さないといけない）ため

本人（こども）がいるときに高さを見ながら組み立てた方が良かったです。

子どもの反応

長男はお兄ちゃん椅子に大はしゃぎ。

「遊ばずにご飯が食べられる人だけお兄ちゃん椅子が使えるんだけど、できる？」と聞くと

「できる！」「遊ばない！」と食い気味に答え、目を輝かせて椅子に座っていました。

足がきちんと足置きに乗り、木の感触も良いおかげか、なかなか姿勢よく食べてくれています。

ただし、やはり途中で食べ飽きてきたりすると

背もたれにぐでーんと寄りかかったりして、だんだんと姿勢が崩れてきます。

使用感

木の部分は汁物でも染みにくい質感になっていて、座面は食べこぼしがあってもサッと拭くだけで綺麗になり、清潔に使えています。

キトコは一般的なダイニングテーブルの高さ(70～72cmぐらい)に合わせて使える設定になっており、我が家のダイニングテーブル（高さ70cm）にもぴったりでした。

気になる点（デメリット）

ひじかけがあるため、椅子をひいてあげないと子どもが自力で乗り降りできません。

食事の前後に補助が必要になるので少し手間がかかります。

そして「全部ひとりでやりたいモード」のときにはぐずられることもあるので、ひじかけはなくても良かったかな～と思いました。

また、座面と木の隙間に食べ物のカスが入りやすく、掃除がしにくいところがデメリットです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

キトコはなかなか高価な椅子ではありますが、値段に見合うだけの質の良さを感じることができ、安心・安全に使うことができています。

毎度のことですが、子どもの道具を選ぶときには悩みに悩みます。

今回も、紆余曲折を経てようやく決めることができました。

この記事が、お子さんのダイニングチェア選びに悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。

以上、【レビュー】大和屋キトコ・キッズダイニングチェア【3歳からの椅子選び】でした。