お手入れが楽ちんな電動鼻水吸引器として人気が高いピジョンですが、ピジョンの鼻吸い器には新型と旧型があります。
旧型は青色で四角い形状の本体が特徴でしたが、新型は丸みがある白色の本体にデザインが変わり、「シュポット(SHUPOT)」という名前がついています。
そこで今回は、ピジョン鼻吸い器・新旧製品の具体的な違いを徹底的に比較していきます。
どっちにしようか迷っている!という方の参考になれば幸いです。
ピジョン電動鼻吸い器・新旧【比較表】
まず始めに、基本情報を表で比較します。
電動鼻吸い器(旧型) | シュポット(新型) | |
---|---|---|
サイズ | 122×133×139mm | 166×152×134mm |
重さ | (付属品含む総重量は約1.2kg) | 約0.8kg(付属品含む総重量は約1.3kg) | 約0.9kg
吸引圧力 | -80kPa±15% | -80kPa±15% |
吸引流量 | 13L/min±15% | 16L/min±15% |
音の大きさ | 58dB | 52dB |
お手入れ | 〇 | ◎ |
収納 | △ | 〇 |
持ち運び | △ | 〇 |
価格 | 9,800円 | 13,200円 |
購入する | 購入する |
- 各情報は公式サイト・取扱説明書を参考にしています。
- 価格:2023年12月現在
以下、詳しく解説していきます!
サイズ(大きさ)・重さ
旧型は122×133×139mm、シュポット(新型)は166×152×134mm。
高さはほぼ変わりがなく、幅・奥行きは旧型の方がコンパクトなつくりになっています。
重さは旧型が約0.8kg(付属品含む総重量は約1.2kg)、シュポットが約0.9kg(付属品含む総重量は約1.3kg)で、旧型の方がやや軽いです。
吸引圧力・吸引流量
旧型 | シュポット | |
---|---|---|
吸引圧力 | -80kPa±15% | -80kPa±15% |
吸引流量 | 13L/min±15% | 16L/min±15% |
吸引圧力は、旧型・シュポットともに-80kPa±15%
吸引流量は、旧型が13L/min±15%、シュポットが16L/min±15%となっています。
シュポットは吸引流量が向上していて、鼻の奥の方にある鼻水まで吸い取りやすくなっています。
音の大きさ
音の大きさは旧型が58dB・シュポットが52dBで、シュポットは旧型に比べて動作音が約10%削減されています。
わずかな差ではありますが、シュポットの方が静かです。
お手入れ
ピジョンの鼻吸い器は旧型・シュポットのどちらもチューブに鼻水が入りにくい構造になっており、お手入れがとても楽なのですが
鼻水の量が多いときなどはチューブに鼻水が入り込んでしまうことがあります。
シュポットは旧型に比べて鼻水のキャッチャー部分が2層構造になっていて、よりチューブに鼻水が入り込みにくくなっています。
また、旧型はチューブを直接本体の吸気口につなげる構造になっていますが、シュポットには鼻水流れ込み防止ケースがついているため
万が一チューブに水分が入ってしまっても、本体に吸い込まれるリスクが低くなっています。
シュポットの方がチューブに鼻水が入り込みにくく、チューブに鼻水が入ったとしても本体に吸い込まれる心配がなく安心です。
収納
鼻水吸引器を収納するときに意外と困るのが、チューブの存在です。
そのまま置いておこうとすると、ダラーンと落ちてノズルの先端が床や壁についてしまう、なんてことがよくあります。
旧型には専用の収納バッグがついてくるものの、本体にチューブホルダーなどはついていません。
一方、シュポットは本体の中にチューブをぐるぐると巻き入れて収納ができるようになっています。
シュポットはキャッチャー部分も本体に収納できるので、ノズルの先があちこちにつく心配がなく衛生的です。
持ち運びやすさ
旧型に持ち手などはついていませんが、シュポットには両側に取っ手がついていて持ち運びやすくなっています。
両手を使う必要がありますが、持ち手がないよりは格段に持ち運びやすいです。
価格
旧型 | シュポット |
---|---|
9,800円 | 13,200円 |
価格は旧型が9,800円、シュポットが13,200円です。※2023年12月現在
旧型の方が3,400円安いです。
まとめ
ピジョン鼻吸い器・新旧比較まとめ
旧型の方が…
- コンパクトで軽い
- 安い
シュポット(新型)の方が…
- 鼻の奥の鼻水まで吸いやすい
- 音が小さい
- チューブ・本体に鼻水が入りにくくお手入れが楽
- 収納力が高く衛生的に使える
- 持ち手がついていて持ち運びやすい
ピジョンの鼻吸い器は新旧とも操作方法は同じで、本体のダイヤルを操作するだけで鼻水の吸引を始めることができ、吸引力もダイヤルで簡単に調節することができます。
その他全体的なスペックは新型のシュポットの方が優れていますが、旧型はコンパクトさ・価格の安さが魅力です。
シュポットには劣るとはいえ、旧型でも十分な機能性があります。
1万円を超えるのは厳しい、できるだけ安く性能の良い電動鼻水吸引器を手に入れたい、という方には旧型もおすすめです。
以上、”ピジョン鼻吸い器・新旧比較”でした。
ご覧いただきありがとうございました!
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