据え置きタイプの電動鼻水吸引器として有名な「メルシーポット」ですが、そのハンディタイプに「ベビースマイル」という商品があります。
そこで、今回は「メルシーポットS-504」と「ベビースマイルS-303」の違いを口コミを含めて徹底的に比較していきます。
メルシーポットとベビースマイルの具体的な違いが知りたい!どっちにしようか迷っている!という方の参考になれば幸いです。
メルシーポット・ベビースマイル【比較表】
まず始めに、基本情報を表で比較します。
メルシーポットS-504 | ベビースマイルS-303 | |
---|---|---|
サイズ | 約224×90×143mm | 42.5×42.5×201.5mm |
重さ | (付属品含む総重量は1.02kg) | 約800g196g |
吸引圧力 | -83kPa±10% | -60kPa±15% |
吸引流量 | 12L/min±20% | 1.4L/min以上 |
音の大きさ | 50dB以下 | 57dB |
操作 | 〇 | ◎ |
お手入れ | 〇 | ◎ |
電源 | ACアダプター | 単3形アルカリ乾電池2本 |
価格 | 10,890円※1 | 3,999円※2 |
購入する | 購入する |
- 各情報は公式サイト・取扱説明書・添付文書を参考にしています。
- 価格:2023年11月現在
- 1:ボンジュール・チューブホルダー含む「パーフェクトセット」
- 2:本体+ボンジュールのセット
以下、詳しく解説していきます!
サイズ(大きさ)・重さ
サイズは、メルシーポットが約224×90×143mm、ベビースマイルが42.5×42.5×201.5mm。
重さはメルシーポットが約800g(付属品含む総重量は1.02kg)、ベビースマイルが 196gとなっています。
ベビースマイルの方がかなり小型・軽量です。
吸引圧力・吸引流量
メルシーポット | ベビースマイル | |
---|---|---|
吸引圧力 | -83kPa±10% | -60kPa±15% |
吸引流量 | 12L/min±20% | 1.4L/min以上 |
吸引圧力は、メルシーポットが-83kPa±10%、ベビースマイルが-60kPa±15%。
吸引流量は、メルシーポットが12L/min±20%、ベビースマイルが1.4L/min以上となっています。
吸引圧力・流量ともにメルシーポットの方が勝ります。
音の大きさ
音の大きさは、メルシーポットが50dB以下なのに対して、ベビースマイルは57dBとなっています。
”50dB”は、間近で聞くエアコンの室外機程度の音の大きさです。
意外にも、測定結果ではメルシーポットの方が音が小さいです。
操作のしやすさ
基本の使い方
メルシーポットはチューブの中に鼻水がくっつかないように使い始めと使い終わりに水を通す必要があります。※上の図参照
一方、ベビースマイルはスイッチを入れてすぐに吸引が始められるため、操作が簡単です。
メルシーポットを使うときは、本体のほかに水を入れたコップなどを用意する必要があります。
吸引力の調節方法
メルシーポットは吸引ノズルの近くにあるクリップで圧力を操作し、吸引力を調節することができます。
一方ベビースマイルはスイッチのON/OFFのみの操作で、吸引力を調節する機能はついていません。
しかし、「ボンジュールプラス」というロングノズルを使う場合、ノズルの先端を指でつまむことでメルシーポットと同じように吸引力を高めることができます。
ボンジュールプラスはメルシーポット・ベビースマイル単品にはついていないオプションの付属品ですが、持っておいた方がいい一品です!
赤ちゃんの小さな鼻の穴にも使いやすく、鼻の奥に詰まった鼻水もしっかり吸うことができます。
お手入れ
メルシーポットは使用後に洗う部品の数がなかなか多いのがデメリット。
一方、ベビースマイルは本体の先端を水につけて中を洗う手間があるものの、メルシーポットに比べるとチューブや細かい部品が少ないためお手入れが簡単です。
また、どちらも高温により変形するため食洗機・乾燥機・電子レンジ・熱湯などでの洗浄・消毒はできません。
部品が少ない分、お手入れのしやすさはベビースマイルの方が上です。
電源
メルシーポットの電源はACアダプター(コンセント)なのに対し、ベビースマイルは単3アルカリ乾電池2本となっています。
ベビースマイルは一般的な電池で動かすことができ、コードレスで手軽に使うことができます。
価格
メルシーポット | ベビースマイル |
---|---|
10,890円 | 3,999円 |
メルシーポットは10,890円(ボンジュール・チューブホルダー込み)・ベビースマイルは3,999円(ボンジュール込み)となっています。※2023年11月現在
ベビースマイルはとても手ごろな価格で、手に入れやすくなっています。
収納
鼻水吸引器を収納するときに意外と困るのが、チューブの存在です。
そのまま置いておこうとすると、ダラーンと落ちてノズルの先端が床や壁についてしまう、なんてことがよくあります。
メルシーポットは本体の付属品に「チューブホルダー」があり、好きな場所に張り付けられるようになっています。
一方、ベビースマイルはノズルを本体に直接つけて吸引するためチューブがなく、キャップをすればとてもコンパクト・衛生的に収納することができます。
収納のスマートさはベビースマイルの圧勝です。
口コミ
メルシーポットとベビースマイルの、Amazonや楽天市場での口コミをざっくりとまとめます。
- とにかく鼻水がよく吸える!
- 思ったより音が大きくない
- お手入れが手間
- 音が気になる
- しっかり吸ってくれる
- お手入れが楽
- コンパクト
- お手頃価格
- 吸引力が弱い
- 音が気になる
高評価の口コミでは、双方とも「鼻水がよく吸える!」「買ってよかった!」という声が多く
加えて、ベビースマイルには手入れの楽さ・コンパクトさ・価格の安さを評価する口コミがありました。
メルシーポットは大人に使っている方も多く、「感動した!」という声がありました。
一方低評価の口コミでは、どちらも「吸引音が気になる」という声があり
メルシーポットは「(特にチューブの)お手入れが大変」、ベビースマイルは「吸引力が弱くてあまり鼻水が吸えない」という声が多かったです。
ベビースマイルは吸引力が弱めのため、快適に使うためにはボンジュールプラス(ロングノズル)がほぼ必須のようです。
ノズルをつまんで圧力を高めることで、吸引力をあげることができます。
おすすめはどっち?
以上の情報から、それぞれのおすすめをまとめました。
- 吸引力が強い方がいい
- 鼻の奥・粘度が高い鼻水もしっかり吸いたい
- コードレスで使いたい
- お手入れが簡単な方がいい
- コンパクトに収納したい
メルシーポットは洗うパーツが多くお手入れが面倒な点と、鼻水の吸引前後に水を通す必要がある点がデメリットですが
吸引力が強く粘り気のある鼻水や鼻奥の鼻水もしっかりとれる点が大きなメリットです。
メルシーポットは”とことん鼻水を吸いつくしたい!”という方にはもってこいの一品です。どんな鼻づまりでも解消してくれる安心感があります。
一方ベビースマイルは吸引力が弱めな点がデメリットですが
- 乾電池さえあればコードレスで使える
- 洗うパーツが少なく、お手入れが楽
- コンパクトに収納でき、持ち運びやすい
という点がメリットです。
メルシーポットの半分以下の値段で買える点も大きな魅力です。
まとめ
据え置き型の電動鼻水吸引器・メルシーポットと、ハンディタイプのベビースマイル。
ざっくりとまとめると、吸引力を重視するならメルシーポット、使い勝手のよさを重視するならベビースマイルがおすすめです。
スペックをよく比較して、ご家庭に一番合った商品を選んでみてください。
- 吸引力が強い方がいい
- 鼻の奥・粘度が高い鼻水もしっかり吸いたい
- コードレスで使いたい
- お手入れが簡単な方がいい
- コンパクトに収納したい
ご覧いただきありがとうございました!
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