子どもの鼻水を簡単に自宅でケアできる神アイテム、電動鼻水吸引器。
一番メジャーな商品はメルシーポットですが、近年様々な類似品が開発されてきています。
「スルルーノ HY-7035」は株式会社ちゃいなびが2022年6月4日に発売を開始した比較的新しい電動鼻吸い器で、メルシーポットとよく似た外見の商品です。
そこで、今回は「メルシーポット S-504」と「スルルーノ HY-7035」の違いを口コミを含めて徹底的に比較していきたいと思います。
メルシーポットとスルルーノの具体的な違いが知りたい!どっちにしようか迷っている!という方の参考になれば幸いです。
メルシーポット・スルルーノ【比較表】
まず始めに、基本情報を表で比較します。
メルシーポットS-504 | スルルーノHY-7035 | |
---|---|---|
サイズ | 約224×90×143mm | 約200×111×150mm ( ハンドルを起こすと高さ:約165mm) |
重さ | (付属品含む総重量は1.02kg) | 約800g約840g (付属品を含まない) |
吸引圧力 | -83kPa±10% | -80kPa±10% |
吸引流量 | 12L/min±20% | 15L/min±20% |
音の大きさ | 50dB以下 | 63dB |
操作 | 〇 | 〇 |
お手入れ | 〇 | 〇 |
価格 | 10,890円※1 | 9,680円 |
購入する | 購入する |
- 各情報は公式サイト・取扱説明書を参考にしています。
- 価格:2023年11月現在
- 1:ボンジュール・チューブホルダー含む「パーフェクトセット」
以下、詳しく解説していきます!
サイズ(大きさ)・重さ
メルシーポットは約224×90×143mm、スルルーノは約200×111×150mm。
メルシーポットの方がスリムですが、横の長さはスルルーノの方が短いです。
重さはメルシーポットが約800g(付属品含む総重量は1.02kg)、スルルーノが約840g で、メルシーポットの方がやや軽いです。
吸引圧力・吸引流量
メルシーポット | スルルーノ | |
---|---|---|
吸引圧力 | -83kPa±10% | -80kPa±10% |
吸引流量 | 12L/min±20% | 15L/min±20% |
吸引圧力は、メルシーポットが-83kPa±10%、スルルーノが-80kPa±10%
吸引流量は、メルシーポットが12L/min±20%、スルルーノが15L/min±20%となっています。
吸引圧力はメルシーポット、吸引流量はスルルーノの方が勝ります。
音の大きさ
音の大きさは、メルシーポットが50dB以下なのに対して、スルルーノは63dBとなっています。
”50dB”は、間近で聞くエアコンの室外機程度の音の大きさです。
操作のしやすさ
基本の使い方
メルシーポットもスルルーノも、チューブの中に鼻水がくっつかないように、使い始めと使い終わりに水を通す必要があります。※上の図参照
しかし、スルルーノは本体に「洗浄水タンク」が付属しているため、容器を別に用意する必要がありません。
メルシーポットは本体の外に手持ちのコップなどを用意する必要があり、子どもが当たってこぼれたりしないよう注意しなければいけません。
吸引力の調節方法
メルシーポットもスルルーノも、手元のクリップで圧力を操作して吸引力を調節することができます。
吸引力の調節方法はまったく同じで、子どもの鼻水を吸いながら手元で圧力を微調節することができます。
お手入れ
メルシーポットもスルルーノも使用後はすべての部品を丸洗いすることができ、部品の数はほぼ同じです。
高温により変形するため、食洗機・乾燥機・電子レンジ・熱湯などでの洗浄・消毒はできません。
スルルーノはチューブ・ノズルなどのシリコン部品のみ煮沸消毒ができ、ノズルの穴を洗浄するための専用ブラシも付いています。
価格
メルシーポット | スルルーノ |
---|---|
10,890円 | 9,680円 |
メルシーポットは10,890円(ボンジュール・チューブホルダー込み)、スルルーノは9,680円です。
※2023年11月現在
スルルーノの方が少しだけ安いです。
収納
鼻水吸引器を収納するときに意外と困るのが、チューブの存在です。
そのまま置いておこうとすると、ダラーンと落ちてノズルの先端が床や壁についてしまう、なんてことがよくあります。
メルシーポットは本体の付属品に「チューブホルダー」があり、好きな場所に張り付けられるようになっています。
一方、スルルーノは大小2つのチューブホルダーが標準装備になっていて、用途に合わせて使い分けることができます。
メルシーポットのチューブホルダーは付属品(オプション)なので、単品の製品にはついていません!ご注意ください。
吸引ノズルの違い
メルシーポットにあらかじめついている吸引ノズルは通常サイズ1種類のみで、オプションの付属品として「ボンジュールプラス」というロングノズルがあります(計2種類)。
一方、スルルーノは標準装備のソフト・スタンダードのほか、別売でショート・ロングがあります(計4種類)。
ロングノズルは赤ちゃんの小さな鼻の穴にも使いやすく、鼻の奥の鼻水が取りやすくなるため持っておいた方がいい一品です。
その他の比較
メルシーポットは、暗闇の中に置くと本体のデザインがしばらく光るようになっています。
一方スルルーノは本体にハンドルが内蔵されており、より持ち運びやすい設計になっています。
メルシーポットは旧モデルS-503までは持ち手がありましたが、最新モデルS-504にはついていません。
スルルーノは持ち手や洗浄水タンク・チューブホルダー・洗浄ブラシのほか、チューブなどのパーツを収納できるポーチもついており、付属品が多いのが特徴です。
口コミ
メルシーポットとスルルーノの、Amazonや楽天市場での口コミをざっくりとまとめます。
- とにかく鼻水がよく吸える!
- 思ったより音が大きくない
- 吸引力が弱い
- お手入れが手間
- 音が気になる
- しっかり鼻水が吸える
- 思ったより音が大きくない
- 付属品が便利
- 吸引力が弱い
- お手入れが手間
- 電源が入らないことがある
高評価の口コミでは、双方とも「鼻水がよく吸える!」「早く買っておけばよかった!」という声がとても多く
スルルーノは「チューブホルダーや水入れなどの付属品が便利」という口コミが多数ありました。
メルシーポットは大人に使っている方も多く、「感動した!」という声がありました。
一方低評価の口コミでは、どちらも「想像よりも吸引力が弱い」「部品が多くお手入れが大変」という声が多く、
スルルーノは「電源が時々入らなくなる」という声が数件ありました。
音の大きさについては、どちらも「思ったよりも気にならない」という方もいれば「気になる」という方もおり、個人差が大きいようです。
まとめ:おすすめはどっち?
以上の情報から、おすすめをタイプ別にまとめます。
おすすめ
鼻水吸引器としての安定感・安心感が第一 ⇒ メルシーポット
使い勝手がいい鼻水吸引器が欲しい ⇒ スルルーノ
メルシーポットはユーザーがとても多く、評価が高い電動鼻水吸引器です。
付属のロングノズル「ボンジュールプラス」を使えば鼻の奥の鼻水もしっかりと吸引することができます。
「思ったよりも吸引力が弱い」という口コミもありますが、クリップで圧力を高めて使えば粘り気のある鼻水もとれやすいです。
”メルシーポットとスルルーノを両方使ったことがある”という方の口コミでは「吸引力はメルシーポットの方が少し高い」とあり、
スルルーノのように「電源が時々入らなくなる」などというトラブルも少なく、安定・安心して使うことができます。
一方、スルルーノは持ち手やチューブホルダーなど、痒い所に手が届くような付属品が盛りだくさんな点が魅力です。
音に関しては、測定結果こそメルシーポットより大きいですが、「思ったよりも気にならない」という声がメルシーポットより多い印象でした。
手元のクリップで圧力を高めて吸引力を上げる方法など、基本的な仕組みはメルシーポットと同じなので
できるだけ安く、より使い勝手がいい電動鼻水吸引器が欲しい!という方におすすめです。
以上、電動鼻水吸引器メルシーポットとスルルーノの違いでした。
ご覧いただきありがとうございました!
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