2023年に終了してしまうジュニアNISA。
たった1年だけですが、2022年11月末に生まれた次男の分を滑り込みで始めることにしました。
SBI証券にジュニアNISA専用口座を開き
ゆうちょ銀行から証券口座に入金しようとしましたが、ここで問題発生。
「ゆうちょ認証アプリ」を使わないと入金ができない!
そして、「ゆうちょ認証アプリ」を使うためには本人確認のために顔写真を撮らなければならない!
次男はまだ首もすわっていない、生まれたてほやほやの赤ちゃん。登録にとても苦戦しました。
そこで今回は、同じように赤ちゃん・子供の口座をゆうちょ認証アプリに登録しようとしている方々のために
一部始終を記録しておきたいと思います!
お子さんの口座を「ゆうちょ認証アプリ」に登録しようとしている方々の参考になれば幸いです!
証券口座に入金するため、ゆうちょ銀行口座を開設
SBI証券のジュニアNISA口座に入金するには、同じ名義(ジュニアNISAをする子供の名義)の銀行口座が必要になります。
そこで、我が家は「ゆうちょ銀行」に口座を作りました。
ネット銀行の方が金利はお得&使い勝手もいいですが、
なんだかんだ昔からなじみがある銀行だし、店舗数も多く無難かなと思い「ゆうちょ」にしました。
ゆうちょ銀行口座から入金するには、ネット上でゆうちょ銀行の取引ができる「ゆうちょダイレクト」で
メールに送られてくるパスワード(メールワンタイムパスワード)を入力していましたが
2023年5月⇒7月4日、メールワンタイムパスワードが廃止されます。
なんでも、”セキュリティ強化のため”とのこと。
2023年5月⇒7月4日以降、ゆうちょダイレクトで送金を利用する場合は
- トークン(有料)
- ゆうちょ認証アプリ(無料)
のどちらかを使わなければなりません。
メールワンタイムパスワードが使えない!
7月までは猶予がある、かと思いきや!
2022年1月4日以降にゆうちょダイレクトの申込手続きを完了した場合は、すでにメールワンタイムパスワードは使えず、上記の「ゆうちょ認証アプリ」か「トークン」を使わなければならないのです!
※当初は2023年5月ごろメールワンタイムパスワード廃止予定でしたが、7月4日に延長となりました(3/6現在)。
2022年11月末に生まれた次男。口座を開いたのはつい最近で、メールワンタイムパスワードは使えません。
トークンか、ゆうちょ認証アプリか
- トークン(有料)
- ゆうちょ認証アプリ(無料)
のどちらかを使わなければならないことがわかりました。
トークンは、一度しか使えないパスワード(ワンタイムパスワード)を生成する専用の機器で、発行に料金がかかります。
- 新規発行:825円(2023年5月以降は、1,650円)
- 再発行:1,650円
こちらのトークン。セキュリティのレベルは高いかもしれないけど、家にモノが増えるし、何かと使い勝手が悪そう。
そして、お金はかからないにこしたことはない…!
ということで、我が家は「ゆうちょ認証アプリ」を使用することに決めました。
赤ちゃんの【ゆうちょ認証アプリ】利用登録
「ゆうちょ認証アプリ」は以下のボタンからダウンロードできます。よかったらご使用ください。
(iOS↑↑/Android↓↓)
登録できるのは「1端末につき1名義」
注意が必要なのは、ゆうちょ認証アプリを使えるのは「1端末につき1人だけ」ということ。
1つのスマホでは、同じ名義であれば複数口座登録することができるのですが
「親の名義の口座」と「子供の名義の口座」を一緒に登録することはできないのです。
幸いなことに、我が家は機種変更前のスマホを何台か持っていたので、それを子供用の端末として使うことにしました。
今の時代、中古ならば格安でスマホが買えたりするので
この際、格安スマホを手に入れて子供用にしてしまう、というのも1つの手かもしれません。
ゆうちょ認証アプリ:利用登録の流れ
※基本的な流れは公式サイトに書いてあるのですが、特に登録が難しかった部分を補足してこちらに書いておきたいと思います。
ゆうちょ認証アプリを使用するためには、「本人確認」をする必要があります。
本人確認に使える書類は以下の3つ。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
いずれかで確認をするのですが、子供なのでこれは「マイナンバーカード」一択。
案内に従って、カードの情報を入力してからICチップを読み取ります。
ここまでは順調。しかし、続いて顔の撮影があるのです…!
【超難関】:顔の撮影
マイナンバーカードを読み取ったあとにある、「顔の撮影」。
- 枠の中に顔がおさまるように角度や距離を調節
- そのままの状態で口を「あ」の形に開けさせる
- 顔を画面に近づける
という工程が必要なのですが、枠から顔がずれてしまうとすぐにエラーになってしまいます。
指示通りに子供の顔を撮影するのは本当に大変でした。
まだ首もすわっていない、赤ちゃんの次男。
ひざに座らせて、お腹に頭をもたせかけて、距離や角度を何度も調節し
「口を「あ」の形にしてください」と指示されたときは、私が指で開けてなんとかクリアしました。
補足;本人確認はスキップできるが、制限がかかる
書類による本人確認はスキップすることもできますが、その場合
- 1日の送金限度額が5万円になる
- アプリの登録後、送金等が利用可能になるまで24時間かかる
- 住所・電話番号の変更ができない
- 国際送金の申し込みができない
- 送金限度額の引き上げができない
といった制限がかかります。
送金限度額の引き上げは書類手続きをすれば可能ですが、1週間ほどかかるとのことです。※ゆうちょダイレクトサポートデスク情報
しかし我が家の場合、証券口座にまとまった額を入金したいので送金上限5万円は少なすぎます。
書類手続きで限度額を引き上げるのも、手間と時間がかかってこれまた面倒。
スキップせずに頑張って子供の顔を登録しました。
【最後の難関】:生体認証の登録
書類による本人確認作業を無事クリアし、ほっとしたのもつかの間。
終盤に、画面の案内に従って生体認証(指紋認証や顔認証)を登録する場面があります。
- 顔認証は、FaceIDの利用、または端末のインカメラで撮影・登録をする。
- 指紋認証やFaceIDなど、端末の生体情報を利用するためには、事前に端末への生体情報の登録が必要。
子供の小さい手では、指紋はなかなか読み取ってもらえず
顔認証では「カメラを見てください」という指示がクリアできず、あきらめざるをえませんでした。
赤ちゃんにカメラ目線をしてもらうのは至難のわざ…!
あまりにも顔認証が難しく、どうすればいいのかゆうちょダイレクトサポートデスクに直接聞いてみました。
Q.赤ちゃんの利用登録をしようとしているのですが、生体認証の登録がとても難しいです。どうするのが一番いいのでしょうか?
A.ゆうちょ銀行として推奨はしませんが、ご両親が代わりに生体認証を登録する、ということはシステム上可能です。
という回答をもらいました。
そこで、生体情報は「親の指紋認証」で登録することにしました。
ゆうちょ銀行の方は、あくまでも「推奨はしない」と念をおしていました。
子供の情報で登録することができればそれが一番ですが…。難しいので、最終手段です。
まとめ
そんなこんなで、なんとか「ゆうちょ認証アプリ」の登録が完了し
送金上限が5万円になってしまうこともなく、SBI証券口座に入金することができました!
生体認証を「親の指紋認証」にしてしまった点だけが唯一心残りですが
今後はしばらくゆうちょダイレクトを使う場面が出てこないと思うので
もし問題が出てくるようであれば、次に使いたくなったときになんとかしようと思います^^;
あしたはあしたの風が吹く…!
何かとお金がかかる子育て。
不自由なく生活させてあげられるために、子供用の資産をうまいこと増やし、守りたいものです。
参考
- 出産準備お試しBox
- らくベビ割引
- 登録者限定セール
- 登録者限定ポイントキャンペーン
- Amazonネットスーパー配送料無料(2回まで)
以上、赤ちゃん・子供の「ゆうちょ認証アプリ」登録でした。
少しでも参考になれば嬉しいです!
ご覧いただきありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (4件)
まさしく生後2ヶ月相手に苦戦しておりまして
こちらのブログを拝見して解決しました、、!!
ありがとうございます♡
あっこさん、コメントありがとうございます!
赤ちゃんのゆうちょアプリ登録、めちゃくちゃ難しいですよね;
解決したとのことで良かったです!!
失礼いたします。
自分もまったく同じ状況です。(ジュニアNISA駆け込み、SBI証券口座、ゆうちょ銀行)
iPhone14なので、指紋認証とか携帯でできるか不安なので、トークンを利用をしようとしたら手数料がかかることにさらに驚いています。(子供の口座、ゆうちょにしなければよかったと・・・)
自分は3歳の子供ですが、子供の顔認証って、成長したら認識されなさそうで、ジュニアNISAなので18歳になった我が子が困るのではないかと思っています。
自分はまだジュニアNISAが終わる期間はあるので、生体認証をパスし、次の日から毎日5万送金を16回繰り返そうかと考えています。手数料無料でなんとか終わらせたいですね。
にしても、あまりに不便でゆうちょ銀行を使いたくなくなりましたよ・・・。
しゅんさん、コメントありがとうございます!
顔認証、必ずどこかで認識されなくなりますよね…。
ゆうちょダイレクトサポートデスクに問い合わせたときにその件についても聞いてみたのですが、「認識されなくなった時点で手続きし直すことができる」という回答でした。
しかしそれもそれで面倒だし、本当に認証し直せるのか不安ですよね(*_*)
セキュリティー向上のためとはいえ、わずらわしさがだいぶ大きくなってしまっている印象です^^;