”子供は、大人には見ることができないものが見える”
という話を聞いたことはありませんか。
私自身は今まで、そういった類のものを見たことがありませんが
中学校までの同級生には、「見える」という友達がたくさんいたので
あちらの世界、幽霊、おばけなどなど
”この世の物とは違うもの”の存在は、わりと信じています。
私の息子(2歳)も時々、不思議な言動をすることがあるのですが
特に姪っ子(5歳)は、昔からかなり「見える」ようで
2歳頃から、不思議な発言をすることが時々ありました。
今回はそれらのエピソードをまとめてみたいと思います。
息子編
お風呂場の隅っこ
息子が0歳のとき。
当時はお風呂が好きで、いつもご機嫌で入っていたのですが
ある日、いつものように一緒に向かい合わせで湯船に入っていると
急に私の後ろにあるお風呂の隅をものすごい形相で見つめ、泣き出しました。
振り返って息子が見ている場所を見ても、私には何も見えません。
普通にお風呂の壁があるだけでした。
それ以降、しばらく同じように「お風呂の隅を食い入るように見ては泣き出す」ことが多くなり
息子がなんとかそちら側を見ないで済むようにお風呂の入り方をかえたり
悪戦苦闘することになりました。
なにか、いるね。
息子2歳、ある日の晩ご飯での出来事。
いつものように食事椅子に座らせて一緒にご飯を食べていると
息子が突然、別室を見つめて「何かいるね~」と、言い始めました。
扉が開いているとはいえ、電気をつけていないので暗い別室の部屋。
部屋の中はちょうど息子にしか見えないようになっていたので
びっくりして様子をうかがいに行きましたが、特に何もいませんでした。
ドアがあいた。
またまた2歳、晩ご飯中の出来事。
そのとき窓は閉め切っており、換気扇もつけておらず
風が起きることはなかったはずなのですが
急に食卓近くの扉がキイっとひとりでに開きました。
家にいたのは息子と私の2人だけ。
思わず顔を見合わせると、息子も驚いたような表情。
「ドアがあいた。」「ドア、あいたねぇ。」「ドアがあいた。」と
追い打ちをかけるように、固まった表情のまま息子が何度も繰り返し言い始めたため
余計に怖くなりました。
姪っ子編
あなたは、だあれ?
リビングから離れた寝室でお昼寝をしていた姪っ子。当時2歳。
目を覚ましたのか、突然「あなたは、だあれ?!」という声が。
「あなたは、だあれ?」「あなたは、だあれ?!」「あなたは、だあれ?!」
あまりにも切羽詰まった声色で何度も繰り返しているので見に行きましたが
もちろん、部屋には姪っ子以外だれもいませんでした。
鬼が手を振ってる!
我が家に遊びに来た姪っ子。当時4歳。
洗面所で手を洗ったあと、「手を振ってる人がいる!」
と笑いながら私に報告しに来ました。
洗面所から見えるお風呂場のすりガラスに、赤い手が見えたと言うのです。
詳しく聞くと、”赤い顔の男の鬼”が手を振っていたとのこと。
顔は笑っていた、と言っており、姪っ子も笑いながら報告しに来るくらいだったので
悪いものではなさそうだ、とは思うのですが…
それ以降、洗面所に盛り塩をしています…。
天井に人がいる
40度の熱を出し、うなされていた姪っ子。当時4歳。
急に「天井に人がいる!」とおびえだしました。
男の人で、怖い顔をしていたとのこと。
しかし、その直後に熱が下がり、食欲も戻ってご飯が食べられるようになりました。
どのくらいの年齢の人?と聞くと
遠方に暮らしている父(姪っ子にとってお爺ちゃん)と同じくらいの年齢だったと言っていたため
”お爺ちゃんの生霊が来て、病気の菌に、早く姪っ子ちゃんから出ていけ~って
怖い顔していたのかもね”、という話に落ち着きました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
お子さんをお持ちの方は、多かれ少なかれ
子供が不思議な体験をした、不思議なものを見た
というエピソードがあるのではないでしょうか。
不思議なエピソードに触れるたび
ジブリの「トトロ」のように、子供時代にしか感じられない世界や見え方が
本当にあるのかもしれないな、と思ったりします。
私も見てみたい気がするけども、怖いから見たくないなあとも思い
複雑な気持ちです。
息子はまだ、おばけなどの存在を「怖い」とは思っていないようで
「おばけ、見たい!」と言うこともあります。
うーん、お母さんはやっぱり、見たくないなあ…。
ご覧いただきありがとうございました!
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