今回は、エアラブ4・ドーナッツと日本育児・エアライナーの違いを徹底的に比較していきます。
エアラブ4とエアライナーの具体的な違いを知りたい!どっちにしようか迷っている!という方の参考になれば幸いです。
エアラブ・エアライナーの違い【比較表】
エアラブ4 | エアライナー2023 | エアライナー2024 | |
---|---|---|---|
サイズ | W33.5×H95cm | 約W30×H70cm ※全体はH120cm | 約W39×H75cm ※全体はH96cm |
重さ | 565g | 約700g | 約700g |
ファン位置 | 足元・背面 | 上部・背面 | 上部・背面 |
ファン工夫 | 空気清浄フィルターあり(別売) | 異物が入ると自動的に止まる | 異物が入ると自動的に止まる |
素材 | ポリエステル | ポリエステル・ポリプロピレン | ポリエステル・ポリプロピレン |
通気孔 | 23個 | 18個 | 16個 |
風量調節 | 4段階 | 3段階 | 3段階 |
ストラップ | 3カ所 | 1カ所 | 1カ所 |
電源 | 5V3A以上のバッテリー | 6V2A以上のバッテリー 単三電池×4本 | 6V2A以上のバッテリー 単三電池×4本 |
収納 | × | 〇 | 〇 |
対応機種 | ストッケ・エクスプローリーを除くほぼすべて | 背もたれと幌の間に隙間があるベビーカーのみ | 背もたれと幌の間に隙間があるベビーカーのみ |
カラー | 3種 | 2種 | 2種 |
保証 | 180日間保証 | × | × |
価格 | 11,800円 | 6,155円 | 7,980円 |
購入する | 購入する | 購入する |
※価格:2024年4月時点
エアラブ4はドーナッツ・ロリポップ・オレオという3種類のモデルがありますが、今回は一番低価格で買える高コスパモデル・ドーナッツと比較していきます。
- シートのサイズアップ
- 通気孔減少(18→16個)
- 収納ポケットの位置変更
- カラーバリエーション
- 価格(6,155→7,980円)
5/17より発売されるエアライナーの2024年最新モデルは全身にさらに風を届けられるようシートデザインが見直され
ファンの下部分に垂れ下がるようについていた収納ポケットがファン裏側に配置され、スッキリした見た目になっています。
”ベビーカーのみ対応”という点は変わりありません。シートが大きくなった&収納ポケットの位置改善が一番大きなポイントです。
共通点
エアラブ・エアライナーの共通点は以下の3点です。
- 対象年齢は新生児~4歳頃
- 生地は3Dメッシュを含めた4層構造
- 手洗いでお手入れ可能
違いについて、以下詳細を解説していきます!
サイズ・重さ
サイズは、幅はほぼ変わらないもののエアラブの方が縦に長く、重さはエアライナーの方が重いです。
エアライナーは後ろ側に垂らすファン収納部分を含めると全長120cmありますが、座面のみの長さは70cmとなっており、エアラブよりも25cm短いです。
※追記:2024年発売の最新モデルは旧モデルのエアライナーよりもサイズが大きくなっています。
エアラブと比較すると2024年最新モデルは幅が約5cm大きいですが、長さは20cm短いです。
ファンの位置
ファンの位置は、エアラブが足元背面・エアライナーが上部背面となっています。
ファンシートといえばファンの位置が足元にあるものがほとんどですが、エアライナーは頭の上・ベビーカーの裏側に垂らすようになっている点が一番の特徴です。
地面に近い位置だと空気の温度が高くなりやすいですが、高い位置にファンを設置することでより涼しい空気を取り込む狙いがあります。
ファンの工夫
エアラブ4・ドーナッツは吸入口の穴が小さく、子どもの指・大きな異物は入らないようになっています。
また、別売ですが空気清浄フィルターを取り付けることが可能です。
一方エアライナーは子どもの指が入らない設計で、ファンに異物が入ると自動的に止まるようになっています。
グリルの穴の大きさはエアラブのほうが小さく、エアライナーよりも異物が入りにくくなっています。
通気孔の数
エアラブは通気孔が23個、エアライナーは18個あります。※追記:エアライナー2024年最新モデルは16個
エアラブの方が通気孔が多く設けられており、送風されやすくなっています。
風量調節
エアラブは弱・中・強・パワーモードの4段階、エアライナーは弱・中・強の3段階となっています。
エアラブの方がより細かく風の強さを調節することができます。
取り付けストラップ
エアラブ4 | エアライナー |
---|---|
3カ所 | 1カ所 |
シートの取り付けストラップは、エアラブが頭・腰・ベルトホールの3カ所にあるのに対し、エアライナーは上部の1カ所のみになっています。
エアラブはファンが足元にあるためシートがずり落ちやすいのですが、その分ストラップを多くすることでしっかり固定できるようになっています。
電源・収納ポケット
エアラブ4 | エアライナー |
---|---|
5V3A以上のバッテリー | 6V2A以上のバッテリー 単三電池×4本 |
エアライナーはモバイルバッテリーのほか、単三電池も使えます。
またエアライナーはファンの近くに収納ポケットがついていますが、エアラブにはありません。
エアライナーは電池で気軽に動かすことができ、収納ポケットがあるため電池ボックスやバッテリーの置き場所に困りません。
対応機種
エアラブはストッケ・エクスプローリーを除くほぼすべてのベビーカー・チャイルドシートに対応しています。
一方、エアライナーはファンを頭の後ろ側に垂らす必要があるため、背もたれと帆の間に隙間があるベビーカーにしか取り付けられません。
エアライナーは対応機種が限られている点に注意が必要です。とはいえ、シートが長くてエアラブだとファンが塞がれてしまう…というベビーカーにも使える点はメリットです。
カラーバリエーション
エアラブ4・ドーナッツは3種類、エアライナーは2種類のカラーバリエーションがあります。
エアラブ4・ドーナッツには柄物のデザインがあり、より可愛い見た目になっています。
※追記:エアライナー2024年最新モデルは水色・ネイビー⇒白・ネイビーに変更されています。
保証
エアラブは購入日から180日間の保証つき。さらに、代理販売店Coluluでは手持ちのベビーグッズに取り付けられなかった場合の全額返金制度もあります。
一方、エアライナーには特に保証がありません。
価格
エアラブ4 | エアライナー2023 | エアライナー2024 |
---|---|---|
11,800円 | 6,155円 | 7,980円 |
エアライナーは、エアラブ4・ドーナッツよりも3,820~5,645円安いです。※2024年4月時点
価格差は約4~6,000円。かなり大きな違いです。
まとめ;おすすめはどっち?
以上の情報から、それぞれのおすすめをタイプ別にまとめます。
- ベビーカー以外のグッズにも使いたい
- 細かく風量調節できる方がいい
- できるだけ軽い方がいい
- デザイン・質感も大事
- 保証があった方が安心できる
- ベビーカーだけに使いたい
- 電池で動かしたい
- シートが長いベビーカーに使いたい
- とにかく安くファンシートを手に入れたい
エアライナーの魅力はやはり、エアラブよりも約6,000円も安いというそのコスパの高さです。
エアラブは高価な分、デザイン・質感や細かな機能に磨きがかかっていますが
エアライナーも決して機能性が悪いわけではなく、”送風して子どもを涼しくしてくれる”というファンシートの最低限の機能はきちんと備えています。
また、エアラブはシートが長いとファンが塞がれて風が弱くなってしまいやすいですが、エアライナーはシートが長いベビーカーにも問題なく使える点がメリットです。
一方でエアライナーはファンを後ろ側に垂らす構造になっているため、背もたれと帆の間に隙間があるベビーカーにしか使えない点にご注意ください!
補足になりますが、エアラブは現在旧モデル(エアラブ3)も販売されています。
エアラブ4よりもお値打ちに購入できるため、エアラブを諦めきれない…!という方はぜひ検討してみてください。
以上、”エアラブ4・ドーナッツとエアライナーの違い比較・まとめ”でした。
ご覧いただきありがとうございました!
コメント